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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

「わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~」森アーツセンターギャラリー

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森アーツセンターギャラリーってどこだよ森美術館と何が違うの…とそもそもエレベーターどこだよレベルでさまよって辿り着いた六本木ヒルズ。…田舎者には敷居が高すぎた…高速エレベーターってなんなんそれ。52階までこの速度ってほとんど恐怖対象なんですけど…! 新手の絶叫マシンか…!
森美術館と森アーツセンターギャラリーの扱いは長居とキンチョウの関係というか西京極と西京極補助みたいなもんだと理解しました。

室内の広さは広くもなく狭くもなく、ビルの52階という立地を考えると十分な広さだとは思いますが、平べったいものの展示向けだなぁ…とも思います。立体造形置くと途端に狭くなるというか。そもそもこの立地だと「52階」を理由に貸出不可になるものって結構あるんじゃないかなぁ…そのかわりに遠慮無く「新しくて話題性のあるもの」を並べられるとも。

構成は全10章+α。それぞれに主な作品の原画(2~3枚)と作品解説が並べて展示されているのですが、上下分割構造というか…1作品ごとに並んでいるのではなく、上下に1作品ずつ(違う作者の違う作品が)並んで進んでいくというか。
マーガレット展
こういう感じ。配置はうろ覚えなんだけども、上下で別作品。原画展示の端と、作者および作品紹介のパネルがちょっと離れてるんだよね…。上下分割の配置にしないと入らなかったんだろうか。

さて、そんな章立ての中身についてさらっと。

  • 第1章 マーガレット・別冊マーガレットの誕生
    初期のマーガレットは所謂金髪碧眼でカタカナの名前を持つ非日本的なヒロインのストーリー。これは他の少女漫画誌にもあてはまることじゃないかなぁ…昔のコミックとか明らかにカタカナ名前多いし。
  • 第2章 スポ根少女から、踊るヒロインまで ~汗、涙、美のドラマ~
    日本語の名前を持つ、日本人のヒロインが登場し、スポーツもの全盛の時代。マーガレットの当時の紙面に「巨人軍」の文字があったりで、当時の巨人ってほんとにスター集団だったんだなぁ…。
  • 第3章 戦慄から幻想へ ~怪奇まんがの系譜~
    ホラー漫画のコーナー。少女漫画における初期のグロ要素というか。
  • 第4章 ギャグ&コメディ、笑いの衝撃
    少女漫画にもギャグが取り入れられた頃のつる姫とかそういうの。一定の需要はありつつも、少女漫画でギャグとなると最近は日常ネタの要素が大きくなってるように思うかな…
  • 第5章 孤高の表現者・紡木たくの世界
    映画化されたホットロードのためのコーナー。バイクや撮影に使われたヘルメットなどの展示もあり。
  • 第6章 きらめく個性 ~少女まんがの多面体~
    「ちょっと変わった設定」みたいなので、メイ執もここに。あとは保健室のオバさん。…保健室のオバさんってマーガレットだったのね…松雪泰子と三宅健のアレ、見てたわ…。
  • 第7章 LOVE, LOVE, LOVE ~至極の恋愛コレクション~
    マーガレットが得意とする「切ない恋愛もの」がぎっしり詰まったコーナー。
  • 第8章 池田理代子の華麗なる世界
    ベルばら。もう何の説明もいらないくらいにベルばら。展示されている原画も、オスカルが女装()してフェルゼンと出会う場面とか毒入りワインの場面とかショコラとかバスティーユに向かう時に思わずアンドレ、と呼びかけてしまう場面だとか。
  • 第9章 舞台は学園!! ~恋も友情もいつもここから~
    読者の年齢層が10代前半になるとどうしても学園モノ(中高生設定)が増えるというけれど、まさに学園モノ花盛り。…とはいえ花男は今読むとあまりにも世相が違いすぎてな…バブル期ってあそこだけ隔絶された世代みたいになってて下手に大正ロマンとか読むよりも異次元感があるというか。
  • 第10章 マーガレット&別冊マーガレット、わたしたちの未来とともに
    君に届けやアオハライドなど、最近の話題作など。

で、森アーツセンターギャラリーの公式サイトにも書かれていた見どころ部分ですが。

「100のキス…Love & Kiss Forever」!
運命の出会い、すれ違い、そしてやっと通じる想い…。「恋愛」と「ハッピーエンド」を圧巻の映像でお楽しみいただけます。
わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~ | 六本木ヒルズ – Roppongi Hills

カレイドスコープシアター…と銘打った冒頭数分間の映像コーナー。セットの大掛かりさに対してカレイドスコープのネーミングの由来なのであろう鏡張りが…お、おう…。確かにキラキラしいけども…。
マーガレット作品の甘酸っぱい場面を切り取った…ニコニコ静画みたいな感じの映像。音楽に載せて名場面が次々切り替わっていくのだけれど、「甘酸っぱい」を言葉通りに受け止められるほど青くもない年なのでこう…ね! なんていうかね!

史上初、「オスカルとアンドレの等身大立像」登場。
原画の持つ美しさそのままに、二人のキャラクターの魅力を臨場感あふれる演出で再現。さらに初公演から100周年となる宝塚歌劇団の舞台衣装を展示します。
わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~ | 六本木ヒルズ – Roppongi Hills

等身大…とはいえ手足が細すぎて原画を等身大サイズに引き伸ばして立体造形にしました、という感じ。

思わず蜷川実花カメラで花を散らしたくなるようなオスカルとアンドレでしたね。

オスカルの目のキラキラ具合はタカラトミーの27cmドールがかなりの本気(製作漫画からも本気度がにじみ出てる)なので、それを思っていくと…ぺったりしているな…と。

展示されている衣装はマリーとフェルゼン。…どう見ても最近のじゃないよね…と思われるベルベットをふんだんに使った重そうなお衣装。スパンコールなんて使われてないあたりにも時代を感じます。

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