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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

「宗像大社国宝展 ―神の島・沖ノ島と大社の神宝」出光美術館

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ここに来るのはずいぶん前にEndlessSHOCKを見に来て以来です帝劇。
美術館は9階にあるので専用エレベーターで上まで。…東京はこういう企業が持ってる美術館多くていいなぁ…企業持ちの博物館美術館で凄いと思うのは民間では出来ないこの受付からも感じる豪華さというか重厚さというか。


宗像大社といえば海の正倉院として知られる神の棲まう島な訳ですが、例の宗像三女神の誕生の下り、天照大神と素戔嗚尊が玉と剣を交換して噛み砕いて云々のところ、なぜ男神だと清心になるのかとかなぜ交換するのかとかいうあたりが今一納得できてないのでほんとに一度勉強しなおすべき…
で、展示品は出土品メインな訳ですが、冒頭の鏡コレクションがね! 国産の鏡が多いのですが、魚文帯ってのはなかなか他にはないような…?

魚といえば、滋賀県でも古墳から出てきた冠や靴などに魚があしらわれていて、治水の象徴みたいになってるけれども、伊勢神宮の過去の遷宮に際して誂えられた神宝にもあちこちに魚があしらわれていて…「魚」ってやっぱり特別なモチーフなのかなーとか。
前後するけれど、この伊勢神宮の神宝がほんっとにもう「別格」で。段違いなんてもんじゃない、桁が違うとはよく言ったものですよ。前回、前々回の品物だからもう50年以上経ってるのになんでこんな光り輝いてるの…

あと、ガラス製品(丸玉・管玉・三輪玉)の中に切子玉があったのだけれど、遠目には錘に見えました。ひょっとしてここでも魚(漁労)連想なのかなーとか。

他に特徴的なものといえば滑石製品の数々。滑石は比較的加工しやすいとはいえ、なんでそこまでして「石」なんだろう。人形とか船形とか、すごく雑というか…未成品なんじゃ? みたいな形ばほとんどで。

室町末期以後の宗像大社、のコーナーで突然小早川隆景の名前出てきてそういえばここ拝領したんだっけか。で、黒田家につながっていくと。大河の頃だけどまぁ普通にスルーするわな。浅井〜豊臣の竹生島信仰も取り上げたことないもんな。

文書類や三十六歌仙の扁額やらは…特に三十六歌仙はなにもそんなに全部並べなくても…というのが正直なところ…確かに36枚で1セットではあるけれど、展示品としては全部並べないと完成しない(並べると何がが現れるとか)わけでもないだろうに…

こないだの京博でも思ったのだけれど、最近の博物館美術館では説明書きを随分簡略化してるような印象があります。

名称
時代 出土地 材質
所蔵

以上! みたいな。用途の解説があるにしても、これらにちょろっとくっついてるだけで、他の解説は章頭の概略のみというか。展示品に対する細かい説明がかなり省かれてるというか。
確かに、人がたくさん来るような展覧会で文字を増やすのはそこに人が滞留するから置かない方がいいというのは正しいんだけど。展示品が多くても、説明パネル置いたらほんとにみっしりしてしまうのもわかるんだけど。これは詳細なところが知りたければ図録を買うしかないっていう流れなんだろうか。図録買わない人にはこれくらいの説明で十分やろということなのか。展示リストと照合するだけなら確かにそれでいいけどさー(´・ω・`)
しかし360度タイプの展示ケース使うなら裏からも読めるように説明パネルもう一組裏側に貼ればいいのに。せっかく360度ガラスケースで人垣を4方向に分散できるのにもったいない。

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