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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

宙組『バレンシアの熱い花/HOT EYES!!』梅田芸術劇場

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全ツを梅田で見てきました。二日目三日目と見たのですが、二日目ソワレは魔の二日目なのか噛み噛みの神が降りていてまぁくん筆頭にそりゃーもう噛むわ噛むわ…しっかり。三日目はそんなこともなかったのですが…魔の二日目…。

そういえば年明けがほったいだったなぁ、と思うともう1年経ったのか…と思うけどなにより前回のバレンシアからもう10年っていう現実について行けない。年月の流れ早すぎる。

バレンシアの熱い花

前回宙組と比べてルカノール(寿つかさ)が一気にお年を召したなぁ、というのが最初の印象。年かさの方が老練というか、フェルナンドの父親を殺して領主の座を奪ったり、シルヴィア(遥羽らら)を父親の冤罪をたてに手込めにするくらいだからそれなりにお年を召していた方が説得力あると。

フェルナンドが表の顔としてマルガリータ(星風まどか)を婚約者とする一方で、裏の顔としてイザベラ(伶美うらら)を愛するところはやっぱりこう…納得いかないというか、優等生な部分とそうでない部分(と言うのはまたなんか違うのもわかってる)とか、二面性を理由にするにはあまりにもその境目がなくて……

ラストシーンの「イザベラも死んだ」というセリフはひとえにイザベラのあの姿にかかってると思うんだけど、私の席(2階上手はし)からはイザベラが全く見えなくてですね…! 説得力も何もあったもんじゃなく完全に置いてけぼりでしたよね、ええ。

二回目はちゃんと下手側だったので最後までイザベラを見送れて、「死んだ」と表現するのも…まぁ納得はいかないけどそれでもあの後ろ姿はほんとうに…説得力のあるイザベラでした。

多分、イザベラも死んだけど、フェルナンドもまた、死んだんだろうね。

マルガリータはほんとに最後まで扱いの難しい役だよなぁ…って。初演の頃ならいざ知らず、今回もゆーりちゃんとまどかちゃんを並べてはみたものの、どうしても前回はうめちゃんだったからイザベラ>>>マルガリータっていうイメージが出来てしまっているし…

ゆーりちゃんは今回、お芝居もショーも地声で通してて、もうそれでいいんじゃないかな…って思いました。特にショーで、大劇場では美穂さんがやってたとこを無理に高音出さずに地声でやってて、これはこれでよかったし。無理に高音であれなことになるよりは…ずっといい。

ロドリーゴ(澄輝さやと)は線の細さもあっていかにもな「お貴族様」でした。いやほんとラモン(真風涼帆)と三人で並ぶと一人だけ…薄い。

あっきーとららちゃんってなんかこう、不憫属性×不憫属性みたいな掛け合わせでもう自滅の予感しかしない二人だし、二人が抱き合ってる場面はもう悲劇の予感しかしない。ららちゃんはほんとに最後に自死を選ぶことに説得力のあるシルヴィアでした。

ラモン(真風涼帆)は黒塗りの安定さとも相まってとてもいい男でした。まぁくんがあまり貴族らしく振る舞わないからか、メラコリに近いような感覚で、ああ、わたしこの二人のこういう関係性の役柄凄い好きだわ…そして真風にもっとコメディタッチな役柄を…! 真風の少し(?)ヘタレな役が凄い好きなんだよなぁ…

で、妹ローラ(華妃まいあ)が今回すんごい目を引くというか、可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて。いやぁほんとに可愛い。

しかしローラたちに士官が絡む場面で一番端っこであーちゃんがとんでもない無体を働いててうわぁスミレコードぶっちぎり…と思ったのでした。

というか今回、全ツだから致し方ないのか結構な人数がバイトしてて、さおりの蘇生っぷりとかもそうなんだけど、どことどこが同一人物なのか…エルパティオのあーちゃんバイトなのかと思いきやホルヘ(星吹彩翔)の手下だし。

もんちはもう初めから黒い天使がまぁくんたちだとわかった上で、罪滅ぼし(ドンファンに対してだけではなくフェルナンドに対しても)であれこれやってたのかなぁ…傷の件に関しても、フェルナンドが負傷したんじゃないと分かってるから屋敷にも押しかけてきたんかな、とか。

ドンファン(瑠風輝)は最後に「親父!」ってなるあそこだけ年相応で、他は頑張って背伸びしてるなぁ、という印象でした。頑張れもえこ。それにしても若造(に見える)ドンファンが領主の屋敷に何度も侵入出来るくらい凄腕の泥棒団を組織するってぶっちゃけそんな有能そうに見えないんだけど…ああでも剣の腕は立つんだよね、ルーカス大佐(蒼羽りく)に勝つくらいだから。

……むしろ軍属なのに市民(泥棒)に負けてどうするんだりく。頑張れりく。

「バレンシアの思い出」は鐘を結構な回数見たからもうそっちで記憶が上書きされてて、そらにしたってもうあれから5年以上経つ(だってあの時まだあーちゃんさえ初舞台踏んでなかった)と思うと…時の流れって速いですね…あの時の新公長の学年でも90期やったよね確か…

ところで、「瞳の中の宝石」はNew Waveで誰か歌ってなかったっけ? 記憶が既に曖昧…

HOT EYES!!

ショーはウィザードがすっしーさんときゃのんさんの二人に減ってて、正直寂しい気持ちもありつつ…(´・ω・`)

ダークアイズの場面、さおとかなこ、またカツラ変えた!? ショートで髪飾りも変わっててほんとかなこは何処に本気出すの…でもって二人の絡みがなんか段差を取っ払った分だけ……わー百合百合し…くない。なんだこの食い合い。

……ていうかこの二人、全ツに何個カツラ持って行くつもりだ…!(翌日に見たらまた変わってた上に大劇場でも見たことのないカツラだった…)

この後に出てくる若者たち。あーちゃんららちゃんもえこまいあちゃんで、97/98かー…いやでももう97も研6やもんなぁ…あーちゃんともえこといえば今回エトワールな訳ですが、全ツ故にロケットにも入るし群舞にも入るし(もえこは大劇場でもまだロケットにいるけど)でそこからパレード先頭……いやぁ、汗だくですね。仕方ないけど。

中詰めで、(大劇場ではスーパーかけるタイムだったあそこで)まっぷーとありさが、特にありさが娘役一人だけ猛烈に踊ってて、ショーの裏MVPはありさだと思う…表のMVPはせーこ(大劇場で自分がやってたとこ+美穂さんのところもほぼほぼやっててほぼ出ずっぱり…)だと思ったけども。

後はあいりちゃんが踊りまくってたりで、人数が少ないと下級生や娘役までゆっくり見られるのはいいですねぇ…とはいえ、最近ほんっとに友会がお友達になってくれなくて、宙組に限らず大劇場も別箱も全く…全く当たらないんですよね(´・ω・`)

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