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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

宙組『風と共に去りぬ(Aパターン)』宝塚大劇場

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初日を見てきました(いつもどおり)。
うーん…やっぱり個人的な趣味嗜好の問題なんだけど、このスカーレットという人物を始めとして…主要な登場人物に共感の余地がほとんどないっていうのがなぁ…。オーシャンズ11も実はそういう感じで(なんでやベネディクトさん何も悪くないやろっていう)、あれは華々しい演出が楽しかったのだけれども。
まぁまだ幕が開いたばかりで固かった部分もあると思うし、もう一度見たら実はスルメだったとかそういう展開も大いにあるので。初回は「お、おう…」みたいな感じであった、とだけ。


それにしてもなんでベルが出てきただけで笑いが起こってしまうのか…他の男役女装組にしてもね。正直、緒月ベルとみりおんメラニーがすっごいよかったと思うのですよ初日の感想。
あんな派手なスズメバチみたいな格好をしている(色合い的な意味で)ベルが実は一番「普通の人」なんじゃないかっていう…それを当たり前のように受け入れるメラニーがほんと「神様」で。訪ねてきたベルを当然のように招き入れて椅子をすすめる所といい、最初は「本当に入っていいのかい」とメラニーを試すような口ぶりだったベルが帰りがけには遠慮して「裏口から帰る」というベルの意志もそっと尊重してくれるメラニーほんと天使。
そんなメラニーが、体を壊すことになってもアシュレの子供が欲しかったというのが…なんて言うんだろう、天使のような神様のようなメラニーの人間的な部分にも思えるというか。メラニーが死ぬ場面では思わずボロボロ泣きましたよ。みりおんに泣かされるの何度目ですかねほんとに。

この二人以外で良かったのがもう文句なしにさっつんエルシング夫人ですよ。え、マジでこれ初めての娘役なの? って疑わしいくらいわっかのドレスの裾が…おとなしい…パレードで花道にはけるんだけど、その時も裾がすっごく…しずしずといった風情で…
お芝居でもれーれの母親なんだけれども普段口数が少ない(横でてんれーは割とやいやい言ってる)のに戦争が終わってから北部も南部も無いわー時代は変わったのよー(´∀`*)とばかりに浮かれて踊るニューエイジ(娘含)に対して「過去を忘れるな」とばかりに長台詞があるんだけども…さっつんがこんなに大劇場で沢山喋った事なんてあっただろうかいやない(反語まで一息で)…それがまた重みがあってさ…。

女装夫人sといえば、街角でベル率いる(別にレディースじゃない)商売女たちと出会い頭に道を譲れ譲らないの争いになった時に、さっつん(一番大きい)はとりあえず相対してみる→すぐ引き下がる。あこさまはとりあえずどけよ!って言ってみる→どかないから引き下がる(別の道から行きましょう的な)。てんれーはいいからどきなさいよ!とばかりにベルを引き倒して…おおう…強いなてんれー。
いやほんとてんれーの女装もベルばらぶり…?だったのですが…え、ええ…美人でしたよ。喋って動くとまんまてんれーだったけども。さっつんともども、背を向けた時に…腰ほっそ!! てなりましたが。マジで腰ほっそ!

スカーレットはその生き方が…気が強いというか高飛車で自信家で…タラを再興させるために北部と商売をするとはいえ、結局「だって私は愛されているもの」という自信がなんか…うーん…もやっと。メラニーは愛されている保証として子供が欲しかったのかなぁとか思うから余計にもやもや。
まぁくんは最初…歌い出した時にまんま男役の時の声で…え、ええのん…これで…? と思った事を正直に白状します。
でもそんなまぁくんの影のせーこがほんっっとに可愛くて。白いドレスをふわふわさせながら((o(´∀`)o))ダンスダンスってやってるせーこマジ可愛い。そういえばせーこのこんな…きゃぴきゃぴした役って…アレ? とりあえずさかのぼって考えてみるけどR!!の時のジャニーズメドレーくらいしか思いつかない…。

アシュレは戦争という拠り所…というか「南部のために戦う」という大義名分がなくなってから急に弱さというか、ノスタルジーの虜になったような印象。未来を創ることではなく過去を懐かしんで生きていくことにしたようで…。噂のサッシュはこれかーって(・∀・)ニヤニヤしながら見てましたが。

それ以外の部分だと…全ツに引き続いてもえこさんこと瑠風輝くんが燃えるアトランタの場面で真っ先にセリフ言って歌手組に入ってたのがびっくりでしたよ。おおうグイグイ来るなもえこさん。ロケットは一番下手の端でパレードも…99期がいるとはいえ早くも階段のロケット衣装ではなく男役として降りて、下手側セットの2階部分というか…階段登った所に。花道とか行くより逆に目立つわ。びっくりだ。

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