cella

Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

宙組『Shakespeare / HOT EYES!!』

この記事はだいたい 58 で読めます

今年も正月三が日と観劇から年が明けてました。

去年は初日を見て帰ろうとしたら雪が積もっていたのですが、今年は暖冬でそんな気配は微塵も無く、過ごしやすい正月でした。

…ていうか1年経つのはやいな!

Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜

宝塚とシェイクスピアはこれまでに何作品も上演されているので劇中劇として切り取られてもそんなに違和感無いというか、説明不足を感じないんだけど、冒頭、ロミジュリをシェイクスピアとアンのストーリーにして、パリス(澄輝さやと)は共通人物だからちょっと混乱するかな…あと、もえこが劇中劇ではティボルトで、実過去ではアン(ジュリエット)の弟で、パリスとの結婚に大賛成なあたりとかな…。

この場面はなんせメイポールがすごい。これまでに色んな作品で五月祭の場面はあったし、そのたびにメイポールも立ってたけど、今回のはほんとに大がかりだと思うんですよ。人数も多いし。ショーで盆が回らない分だけ芝居で盆を回しまくる宣言があったので、盆を回しながらメイポールくるくるという…ある意味力業を感じる場面です。人が多いからいいんだけど。

ティボルトを殺した訳ではなくパリスや領主を殴って追放になったロミオ(シェイクスピア)、ベンヴォーリオなりくやマーキューシオなそらにしても、この三人はなんかわちゃわちゃしてて可愛い。ロミジュリよりも登場人物がみんな軽快に動くからかなぁ…あっきーパリスは「嫌われたかと思ったよぉぉぉぉ」と駆け込んでくるし(懐かしの駆け込み再び)。

よくわからないこだわり、謎の愛ずんBL場面。いやほんとに突然のびーえるで初日にぽかーん。星風まどかちゃんに誑かされて欲望露わにしたところでどうしてそうなった(個別では王位だのアイルランドで武勇をだの言ってるのに)。まぁ二人ともお綺麗な顔立ちだから観賞用なのかしらね…それ以上の需要はないと解ってるのかほんとにカウチに座った愛ちゃんの足の間にずんちゃんが座って身を預けるだけっていう前後の脈絡からしても唐突だしそこだけ切り取ったら益々話の筋には無関係w

そんな愛ちゃんずんちゃんは終盤で劇に出させられるんだけど、愛ちゃんの「美しいだけ」感がハンパない。髪をかき上げるだけで宮廷女官達をうっとりさせてるけど、それ以上のことは出来なさそうなw ずんちゃんはそれなりに仕事出来そうな感じなのに愛ちゃんはほんとに美しいだけの人だなw(でもそんな役柄の愛ちゃん結構好きだ)

それはさておき、真風がすっかり説明担当みたいになってた(メラコリに引き続き)。メラコリではまぁくんに「休眠口座って知ってるか」と要らん智恵をつけたかと思えば、今回は「アイアン・メイデンって知ってるか」「痛いんだぞー」「アイアン・メイデンされたいのか」……アイアン・メイデン突然の動詞化。

メラコリに引き続きといえばゆうりちゃんがまた計算高くて野心的な女だった訳ですが、だからといって夫を愛してないとか裏切るとかそういう要素はやっぱりなくて、最後には夫(ヘタレ)を鼓舞するいい嫁さんでした。

で、真風の劇団ですよ。コマさんがほんとに大スターでした。まさにあの一座のトップスター。どこにいても目を引く存在感…

そしてせーこ。女が舞台に立てない時代、ということで、女形とはいえ、せーこの男役!!! 何年ぶりになるんだろうせーこの男役って。最初の場面で緊張で声が出ない、って言ってるこの可愛さの残る男役は誰だろう…下級生? とか思ってたらまさかのせーこですよ。なにこれかっこかわいい。

劇団員のりくそらはとにかく可愛い。そらは今回のせーこに次ぐ女形扱いであっきーオーベロンに対してのタイテーニアだったりポーリーヌだったりで。でも中身は男だから舞台降りたらがさつな動きだしこれがまた倒錯的でね…いい←

エリザベス女王な美穂さんはもう流石のひと言でした。テーマ曲(って言わせるのもどうなんだ)の場面はほんとに圧巻。さすが。お衣装も肖像画のままで、まるでちょっとした大道具です陛下…

話としては大団円に見えて結局子供は喪ってるんだけど、なんかよく分からんけど御前芝居からの流れは泣けるし、モヤッと感もないという…なんだろう、大野くんのペテンに掛けられた気分だ…いや、いいんだけど。

HOT EYES!!

全場大階段という話題先行型だったショー。いや、つまらなくはないんだけど、やっぱりスッポン以外にセリも盆もないとさみしいなぁ…って。

それにしても、コーラスな魔法使いたちがすっしーさんてんれーあおいちゃんきゃのんちゃんっていう顔ぶれで、すっしーさん歌手枠かー…っていう。すっしーさんのダンス好きなのにナァ…

それさはておき、今回のショーは「こんなみりおん見たかった」が詰まってる気がします。冒頭からノリノリでオラオラなみりおんとか、男役引き連れて銀橋で歌うみりおんとか、ボーイッシュなみりおんとか。天使のウインクなみりおんが可愛すぎてやばい。

誰得といえば、ダークアイズでまぁくんと真風の絡みがあるわけですが、超美女なゆうりちゃんに釣られて店に入ったらさおりとかなこに翻弄されて最終的にはまぁくんに喰われるっていう……なにこれ真風不憫。さおりとかなこの鬘はそれぞれ2種類で、ブロンド(二人共ロング)と黒髪(さおりはボブでかなこはロングウルフ)。かなこはどっちも似合って美人だなぁ…さおりはボブのが好きだなぁ…。

あとはひたすら懐メロとか、耳に馴染んだ曲が多いので、客席も乗りやすい…のかなぁ。しかし中詰めのあの疾走感はすごく好きです。踊り狂うかけるがすごくいい。すんごいイキイキしてる。イイ。

2回見ただけだとまだ楽しさがよく分からないので今後スルメになるといいなぁと思うのですが、大階段出ずっぱりだと二階から見たときの見え方とかどうなんだろう…下から見てても踊り場とかにおられると「遠いなぁ」と思うんだけど。
→2階前方だと一番上は見えないんだけど、まぁ踊り場くらいまでは全然問題なく見えるからまぁ…そこまで気にした程ではなかったかな。と。

にほんブログ村 演劇ブログ 宝塚歌劇団へ

Pocket


Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA