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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

星組『ロミオとジュリエット(Bパターン)』宝塚大劇場

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役替りBパターンを見て来ました。

ベンヴォーリオ=紅ゆずる ティボルト=真風涼帆 パリス=壱城あずさ
マーキューシオ=天寿光希 死=麻央侑希 愛=礼真琴

愛のことちゃんは3年ぶり2回めの愛ということもあって…普通にめちゃくちゃかわいかった…そして強そう。麻央くんの死は真風の死がヘビのような爬虫類だったのに対して、なんだろう…甲殻類のような…ちょっと住むところが違うタイプに思えました。

それよりも何よりも、初日から2週間ぶりくらいに見たら、ロミオがものすごく若返っていてびっくりですよ。

いや、ホントに、最初にかけ出して来た時から、ロミオが本当に若々しい少年で…(つд⊂)ゴシゴシ ( ゚д゚) っていう。失礼ながらちえさんおいくつでいらしたかしら…と思うと同時に「可愛いは作れる」というキャッチを思い出して「幼いも作れる!」と思ったのでした。…さすがのプロですね…。
ロミオがジュリエットの部屋の下で、ジュリエットの歌を聞いて、「僕のことだ!」ってすごく嬉しそうにする様子が本当に少年っぽい初々しさにあふれていて、あそこのキラキラしたロミオが凄いですほんと。

役替りになっている人物は…
ベンヴォーリオはことちゃんとは違った、緑がかった衣装でした。…っていうか目の周りの化粧といい、髪型の作り方といい…どこかで見たことあるなぁこのビジュアル。…そう、具体的には言わないけど「いえやっっすぅぅぅぅ」って叫ぶ系のひと。
それはさておき、さゆみの持ち味でもあるちょっとおどけた感じが出たベンヴォーリオは、これまでどちらかというと真面目系担当(おちゃらけるのはまーさんの担当)なベンヴォーリオのイメージからすると新しかったです。

みっきーのマーキューシオを見て最初に思ったのは、マブの女王の音程って何が正解なんですかね…っていう。本当に歌う人によって結構…独自性というかオリジナリティーが反映されていて…ひょっとしなくてもマーキューシオが歌う歌ってどれもこれも実はものすごい音程難しいんですかねっていう今更な感想。
みっきーのマーキューシオはおどけたフリをしているだけで、元は大公の甥として坊ちゃん坊ちゃん育てられた育ちのイイ少年時代だったんだろうな…というのが感じられる死に際でした。きっとあのマーキューシオは少年期の終わりにグレたかなんかでロミオらモンタギュー組と一緒に遊ぶようになって、その過程で坊ちゃんな立場から反発するようにあんな派手な赤毛に染めて、馬鹿なフリをして仲間に入れてもらっていた(と本人は思ってる。周りは別に気にしてなさそう)感じで、だから死ぬ時になって、そういう仮面を捨てて穏やかな顔でロミオに「ジュリエットを愛し抜け」って言ったのかなぁ…。

真風のティボルトにしても、本当に女をあしらう手つきに「気がなく」て、女には実はぜんっぜん興味ないんじゃないのかこのティボルト…。小母と関係を持ったのにしても、小母の方から猛アプローチかけて童貞奪った的な感じ。
だからって男が好きかとかそういう話ではなくて、そもそも色恋にまったく興味がなさそうな淡白さのティボルトでした。来るものは気が乗れば拒まないけど絶対追わない。ジュリエットが好きなのは絶対結ばれないとわかっているから…ある意味めんどくさい色恋の話には成り得ないから…なんていうんだろうな、絶対手に入らないものだとわかっているから好きでいられるみたいな…厨二。
こんな情勢のヴェローナでなければ音楽とか芸術とかそういう文化的な趣味に没頭して引きこもりになってそうなティボルトでした。

…最近見かけた情報で、ロミジュリのBlu-rayが出て、しかも役替りも両方フル収録で、しかもどちらの稽古場も収録されるんだとか…通常のDVD+5000円とはいえ、画質も断然Blu-rayのがいい訳だし、これは…Blu-ray買うやろ…。

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