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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

星組『宝塚ジャポニズム/めぐり会いは再び/Etoile de Takarazuka』(宝塚大劇場)

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 3本立てを見るのは初めてなので幕間の感覚とかどうなるのかなー…と思いつつ2日目に見てきました。最初の日本物ショーが40分だから幕開き40分で小休憩、めぐ会とショーの間が10分であってないようなものなので実質この30分休憩が小休憩扱い。いつもなら90分お芝居見てからのところ、40分で休憩だからなんか感覚が狂うわ…。

『宝塚ジャポニズム』

 ちょっと…理解に高度な教養を要求するショーだったというか…端的に言うと「よくわからない」ですかね。日本もののショーというから、同じ星組さんで去年見たようなのを思ってたんですけどもね。…全然違ったね。歌わない。ほんっと歌わない。…いや、コーラスは入ってるけど。さゆみは歌うけど。…でもほんとそれだけ。
 「さくら」「荒城の月」という馴染みの楽曲で、荒城の月で幻の大坂城の最後の宴会~夏の陣みたいな部分はパンフ読んで、ちえさんの背中の五七の桐で解るけれども…。
 あの…菩薩? の場面が正直わかりません。独特なお衣装と髪飾りというか頭飾りというかかぶりもので菩薩を表現して踊っておられるのだろうけれど、造詣がないのでどういう表現なのかがさっぱりで…。そこへきて男声の読経が重なるっていう。こういう言い方は失礼だと承知で言うのだけれど、演者がいかにハイレベルで、高尚なものを見せていただいているとはいえ、私(観客)が見たいのは「宝塚」なのであって、どんなにハイレベルであっても「踊りの舞台」ではない、和ものショーとはいえあくまで『宝塚ナイズされた』ショーが見たいんですよね。それこそ表情変えない日舞とは違った「ショー」が見たい。それも「宝塚的な」のが。そういうのを期待していた身としては…この場面は正直辛い。男声のみの大音声を宝塚で聞く必然性が分からない…しかも尺も結構あるし。
 ちょっとぽかーん…として終わった感じがあります。

『めぐり会いは再び』

 後に続く続編のお芝居は一気になんていうか…軽くなったな…と。キャラ萌え作品を書かせたら小柳先生はよくも悪くも「ライト層のニーズ」をかぎわけるのが本当にうまいと思います。…逆に再演されるような作品にはならないかなぁ…とも思ってしまうのですが。いい意味ではなく、このタイミング・キャスティングでのみ成り立つ芝居というか。
 にしても、本当に軽い。ねねシルビアが幼児退行でもしたのかと思うくらい言動が幼い。あのどっしりしたショーの後だから、これくらい軽いほうが中和されるのかな、とも思うけれど、これだけ見たら本当に、絵に書いたような、典型的な漫画的表現があったりで(ぽかぽか背中を叩いてみたり)…正直ちょっと胸焼けする。
 噂の末っ子ルーチェは…うん…可愛いです。贔屓目込でとてもとても可愛いです。可愛いんだけど!(何回言うの) やっぱりあざといなぁ…って。全力で「かわいこぶった」芝居というか。…や、可愛いですけど。
 そんな中でみっきーの芝居巧者っぷりが光ってます。今回も長台詞のオンパレードで、役の比率としてはかなり高いと思うのですよみっきー。
 まさこさんはあの…ブルーが混ざった鬘がなんかこうもっさりした役者っぷりをかきたてるなぁ…と。後輩の麻央くんとの凸凹…いや、凸凸コンビなんだけど、悪いことができない感じの二人組が本当に面白かったです。
 真風のヘタレ脚本家っぷりも拍車がかかってるし、みんな続編だけあって初日直後とは思えないくらいの芝居っぷりでした。…いまからこれでこの先どうなるの。

『Etoile de Takarazuka』

 最初から一気にクライマックスな感じのショーでした。ショーのクライマックス…中詰であるとか、群舞、パレードが矢継ぎ早に繰り出される感じ。ちょっとこのあたりになると3本立てに脳が飽和状態でことちゃんを追いかけるのに必死でした。…や、ことちゃん出番めっちゃ多いんですけど。想定外すぎて色々整理が追いつきません。スチルデビューもしてるしまさかのセンター降りとかホント色々詰め込まれすぎてもう無理です。頭が。今回よく見えるなーとオペラ向けてたら…よく見えるはずだよ1列目じゃないの、とか。
 そんな力尽きた状態で見ていたショーですが、銀橋でみっきーらが「青い星の上で」を歌ったのが印象深かったです。
 あと、さゆみのあの…双子座の衣装な。…宝塚でこのタイプの衣装を持ってくるとは思わんかったわ…正直。星組をどうしたいの…と思わなくもない。さゆみはさすがのエンターテイナーっぷりでやり遂げてたけど、あれを新公でレイラくんがやるの…か…が、がんばれっ
 今回はショーの新公もあるから、この場面は新公誰だろー…とか、ここ○○さんがやるんか! っていう思いで見てました。…新公も楽しみだなぁ…。

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