cella

Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

星組『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯に―』(宝塚大劇場)

この記事はだいたい 457 で読めます

100周年イヤーの大劇場幕開け公演、星組さんを見てきました。…いやもうほんとちょっと色々あって大劇場はギリギリ滑り込みで取った今日のA席(しかもR席)と新公のみっていう…え、いきなり2回しか見ないんですか自分っていう。…多分これまでで一番観劇回数が少ない一月になりそうです。…まぁチケットがないんだから仕方ない(いいことだ!)(お財布にも!)

というわけでナポレオンを見てきたのですが。…なんだろうこの…随所でデジャヴを感じるのはベルばらとかスカピンとか愛革とかそれこそトラファルガーのあたりだからか。作中で「イギリス海軍を除いてどこもナポレオンには敵わなかった」と言われると…つまりネルソン提督以外か。ってさらっと出てくるからヅカファン的には予習不要。
というか出てくる名前がトラファルガーと被ってる部分が大きいからどうしても思い出してしまって、バラスといえば鳳樹のいっちゃんだし、タレーランといえばさっつんだしフーシェといえばこーまいだしシェイエスといえばてんれーだし。
…というかイタリア遠征の下りで頭のなかでナポリ国王あもたまが「ナポレオンの足音がー聞こえてくるー」って歌い出すくらいにはそういえばあの公演沢山見たんでした。

さて、そんな訳で予習はいらんかなっていう話のスジではあったのですが。
冒頭の大人数でのコーラスは…これは…盛り上がるというか滾るというか。最初からぱーんと明るい…明るいというのとは違うか、華やかな空気で、100周年にふさわしい華々しさだなぁ…と。

話は全体通して進行役のグランマルモンな英真さんが父親のことを知りたいというルイみっきーに話して聞かせる形で進行していく中で、目ぼしいナポレオンのエピソードを拾い読みしていく感じ。
ねんていうか柚希さんの…いい意味で男臭さ?精力的である様子?がナポレオンの姿からにじみ出ていたような気がします。

牢獄からギロチン間際で生還したジョセフィーヌと二人の子供…ここのことちゃんがとても良いショタでした。この場面のねねちゃんの腕がホントに細くて白くて、牢獄の中っていう場面と相まってなんていうか…やつれた印象。でも海に囲まれた島で太陽浴びて育って海で泳ぐのが好きで…っていう超健康優良児(むしろ野生jry)な子供時代を歌っているからきっと子供の頃は色黒ないし、日に焼けてたんだろう…。
今回の公演で一番ぐっときたのはねねちゃんの歌がすごくよかった事。…って言うと上から目線になるんだけど、ほんとに、一々、ねねちゃんの歌がすごかったんですよ。いやほんとに。だからこそ終盤、ナポレオンに子を作らせるために身を引いて、ルイの誕生を聞いて銀橋で「そのために身を引いたのだから」と歌うねねちゃんがうっかり退団オーラ纏ったみたいに見えて…いやいや違う違う。あの場面のねねちゃん綺麗すぎた。
…思えば1年前にはことちゃんとねねちゃんはキラキラ姉弟をやっていたのに今年は親子か…。ことちゃんの「ママ」呼びがほんと…いいマザコンでした。
ことちゃんは父親のサーベルを返してもらいにいく場面がまぁ目立った場面かなーとか思ってプログラム見てたんですが。…いやまさかあんなしっかり1曲歌い切ると思わなかったですよね。同じ(メロディラインの)曲を終盤で英真さんがみっきーに歌って聞かせることを思うとこの曲大事なんじゃ…。曲の内容についてはちょっと…父親を神格化しすぎていると思ったけれど。

兵士の中で目を引いたのはそりゃもう…しゅーくんがね。あの髪型といいね、目を引くなんてもんじゃなくてですね。
あと、秘書のしーらんがものすごいイケメンでもうどうしていいか(どうもしません)。
それからまいける。まいけるは宮廷画家としての場面で歌もあって…まいけるの歌がまた大劇場で聞けるなんて! 宮廷画家まいけるはナポレオンママの姿を知らないから女房をモデルに捏造して描いてるらしいけど、そこに現れた本物の美穂さんに、ここぞとばかりにデッサンしてウザがられていたり…
今回の公演、1本物だけどあちこちで下級生…というほど下級生でない人も多いけど、これまで大劇場公演では独立してセリフがなかったり、まして歌もなかったりした面々があちこちで、多かれ少なかれセリフやパートを受け持ってて、そういう所がいいなぁと思いました。

政治家集団の中では北翔さんのタレーランがね…スチル写真出た時にえ、フランシス(薔薇の封印)!?って割と多くの人が思ったわけですが、実際の鬘は違うよって聞いて…見てもやっぱりフランシス風味でした。あるぇ? いやしかし腹黒タレーランでした。特に後妻選定の場面とかね。
メッテルニヒといいシェイエスといい、政治家役のさやかさんがしっかりメッテルニヒとシェイエスでキャラというか動き変えてて流石だと思いました。
フーシェのみきちぐさんがスチルだと茶髪なのに、舞台ではほぼ黒髪で、お衣装の色(黒がち)と相まって秘密警察っぽい。

あと、初日から見てた人が言ってたロケットのお衣装な…うん…いや、ほんとに…ぽかーん。いいとか悪いとかいう次元の話ではなく、ただただぽかーん。お、おう…(;・∀・) みたいな。前から見ているとジャマになりそうなあの黄金の羽根はいつもの羽に比べて左右にボリューミーな訳でもないのか。…ただ、そりゃ肩を組むのは無理だろうなっていう…うん…いや、造形は凄いと思ったんですよ。あとあの頭の上の冠が…チェスの駒のよry しっかり被って頭に固定せなあかんのやろうけど(ターバンみたいに縛ってたし)あまりにも…頭でっかちに…。

全体通して歌が難しいというか、テーマ曲? みたいなのが見終わってから頭に残ってなかったなぁ…って。この演目はあと新公を見て終わりなので…DVD…買おうかなぁ…

Pocket


Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA