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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

月組『1789 -バスティーユの恋人たち-』宝塚大劇場

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101期の初舞台公演ということで、私が見たのは

  1. 夕陽 真輝(ゆうひ まき)
  2. 琴羽 りり(ことはね りり)
  3. 日和 春磨(ひより はるま)

の3人の口上でした。

…年々初舞台生の名前が読めない率が上がっているような気がするけど多分もっと長く見ている人は10年前から思ってることなんだろうな…

それはさておき、この3人だと夕陽さんが一番のびのびと発声してたかな、という印象です。

あと、下手側の扇の角あたりにいた娘役さんがぱっとした美貌だったので誰かなーと思ってたのですが多分星蘭さん。


何の予習もしない(まぁ言うてもフランス革命やしな( ´ー`)y-~~)まま見に行って何にまずびっくりしたってフェルゼンがありくんなことで(遅いよ)新公もやるし、宝塚のフランス革命ものではちょうメジャーな役(この作品の立ち位置云々じゃなくネームバリューとしての話)も当たるしで月組さんはほんとに一子相伝だなぁ…それに応えるありくんも公演ごとにレベルアップしてるのがすげーわかるからまたすごいわこの子、ってなるわけで。

そんなフェルゼンですが、これ、原作というか、潤色前にもフェルゼンいたのかな? 宝塚でフランス革命だからフェルゼン出しとこうっていうんじゃなく? これまでの(宝塚でのフランス革命物における)どのフェルゼンよりも年下のツバメ感に溢れてて(まぁそりゃそうだ)、大聖堂で秘密警察の下っ端にボコられてるところとか…いやいや、他国のお貴族様やで…? と内心突っ込むくらいの若造でしたね。でもこれはこれで向こう見ずさが出てていい。

ありくんといえば、フィナーレでもたまきちと対の立ち位置で、なんかこう…昔のたまきちを見るような気持ちになるからあと3〜4年もしたら「ありくんも大きくなって…」って言うんだろうな。間違いない。

ありくんの話から始めてしまったんだけど役代わりとはいえ、はーちゃんの歌声たくさんで、puckの新公で歌ってたのがついこの前のことのようだけどそれだけ時が流れてるんだなぁ…はーちゃんのあの髪型、凄く可愛い。

くらげちゃんのヒロイン力はもう何の心配もないですね。強気な女性のイメージが強かったけど、…いや、今回もそんな弱い女性ではないけど。…と思って見てたらやっぱり銃を突きつけたりしてて…なんややっぱり強い子やないか…

ちゃぴとわねっとは宝塚にないマリーで、登場場面のあれとかすげーな、って思って見てたし、こう、善人らしくないけど悪人でもない、高慢ちきでもないけどワガママな王妃様はこれはこれでよかったです。むしろ宝塚のマリーは大概性善説すぎると思ってたし。

だからこそ女王であり母である立場に目覚めるのが唐突すぎた。息子の死を己への罰だと思って悔い改めたんだろうけど、そんなに簡単に悔い改めるくらい軽い行為だったか? っていう。免責不許可ですよあんなの。

それにしてもちゃぴはほんとに貫禄がついて上手くなったなぁ…と。割と最近ジプシー男爵を見返したので益々実感。

で、ゆりやんまゆぽんあーさの三馬鹿がアホ可愛いすぎた。オケボから出てくるトランプとサイコロwwww何事かとwwwwしかしあーさのサイコロは転がるから二日目にして肩口がボロっと…頑張れお衣装部さん…!

ゆりやんのキザリにデジャヴを感じてたけど、これあれや、アリスの帽子屋や…!

それにしてもまさおのいらんことしいっぷりよ。雉も鳴かずばと言うけどまさおがキレんかったらそもそもとーちゃん射殺されんかったし(ていうかこれも狙われたのはまさおだし)、野宿してたときに知らん顔しとけばくらげちゃんに濡れ衣着せられることもなかったし。

濡れ衣といえば、「君を助けるために娘も危ない橋を渡ったんだからお相子にしてくれ」って言うけど、そもそもアンタの娘が濡れ衣着せなきゃ危ない橋を渡る必要もなかったんだしそこは自業自得でまさおは全面的にとばっちりじゃね?っていう。

マギーに拷問されるまさお、エロいようなそうでもないような(どっちだ)ちょっとアルマンを思い出す感じ(あれは鞭打たれてなかったような気もするが)。

ルイ16世のあの青いマント姿、雪組で大ちゃんがあの超絶プロポーションでやってたことを思うとあのお衣装、サイズ別に何着あるんだ…そんなさやかさんがお芝居の最後の場面ではマギーらも含めて(役のお衣装そのままに)踊ってるもんだから…軽やかに踊る陛下…w

娼婦と印刷工たちはほんとに目が足りない。

まいまいととしが踊ってるのとかもう私好みの二人過ぎて。としがほんとに男らしくて。としの男らしさというか、男臭さみたいなのがすごく好きです。

本舞台に7人並んで順にピンスポ浴びてく中にかちゃこまたまきちときてとし、まんちゃん、からん、ゆうき…!(´;ω;`)ブワッ

革命指導者の三人組、コマさんがいつになく色黒なお化粧で、なんか新鮮。たまきちのロベスピエールはこれまたなんかデジャヴを感じるんだけどなんだろう…ベルナールっぽいからかな。

 

で、みやるりですよ。一人だけ毛色の違うお化粧とお衣装。女を手込めにするのに薬を使う外道…いや、身分とか考えたら薬に頼らなくても女には不自由しないのに敢えて薬を使うってことはあれか、スキモノなのか。

自分をアポロンと言ったり神の代弁者と言ったりでとんでもなく自意識過剰で野心の塊で…それはとてもいいんだけど、大聖堂で薬を取り出したときに、傍にいるのはボコられてるありくんだからありくんに飲ませるようにしか見えなかったんですよね。まぁ後ろで取り押さえるられてるくらげちゃんに飲ませようとしてたんですけど(そして弾みで口に入れてしまうまゆぽんとあーさ)。いやだってあのみやるり絶対どっちも食い散らかしてるって。ありくんくらいなら余裕で手込めにしてry

今回は海外ミュージカルなのが、これまでの海外ミュージカルよりもはっきり分かるというか…すっかり定着した感のあるエリザやファントム、初演からそんなに経ってないけどロミジュリよりも、なんていうか、良い意味で「宝塚にないもの」を見た気がします。特に集団の場面。

今作ほんとに集団の場面が多くて、下級生に至るまでずらっと出てるもんだから、一本物とはいえ、下級生好きはかなり見応えあるんじゃないかな。

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