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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

美少女戦士セーラームーン -Un Nouveau Voyage-

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新メンバーになって3作目の今作、5戦士の卒業公演。そして初の10戦士勢揃い公演。前作、前々作に引き続いて宝塚OGも多数出演、中でもとみぃこと扇けい(扇めぐむ)ご出演とのことで…ええ…チケット…増やしましたよね…

とはいえ、原作もこの頃は読んではいたけどストーリーが当時の子供心には良く理解出来てなかったのでこれを機会に読み直しました。

ブリーゼ自体はゆみこさんの出てた屋良くんの道化の瞳以来か…

セーラー戦士達

10人ならぶと圧巻なんてもんじゃないです。豪華すぎ。ライブが豪華すぎるマジで。

卒業する五戦士たち

ストーリーとして、5人が無限学園の見学に行くところからで、つまり中学卒業を前にしての学校見学。…まさかこんな冒頭から「卒業」をちらつかせてくるとは。

うさぎが「五人とも卒業なんてやだなー…一人だけ留年しちゃおっかなー」とぼやく場面で、千穐楽は「五人とも留年すれば良いんだ」になってたり、のっけから卒業ムード。

ラストシーン、5人でならんで歌う所とがほんとに卒業公演そのものでな…(´;ω;`) 歌詞も相まってほんとに…卒業やなぁ…

セーラームーン|大久保聡美

今回のセーラームーンはほんとにかっこいい。ラストシーンに向けて、一人「まだ戦える」って歌うところとかほんとにかっこいい。

前作でも思ったけど、セーラームーンがばばーんと登場したら拍手打ちたいなぁ…って。タキシード仮面の時は拍手あるのになぁ…ファン層というか、ファンの統率され具合の差なんだろうなと思うけど。すこしさみしい。

出前のラーメンの割り箸、2日までは綺麗に割れてなかったけど前楽、楽は綺麗に割れてたねw

卒業の挨拶でも、まだ実感がない、としながらも、5人の関係性を大事にした立派な挨拶でした。平光先生も仰ったけど、「ただ上手い人を5人集めればそれで良いわけじゃない」っていう。ほんとに、このメンバーで、3年掛けて熟成された、素晴らしい大楽でした。

セーラーマーキュリー|小山百代

今回の見せ場は(個人的に)なんと言ってもアカペラのソロ。あそこから一気に話がラストに向けて動く場面。

マーキュリーに限らず、今回は人数増えた分だけ戦闘シーンが短縮されて流れ作業的に必殺技を決めていくのがナァ…(´・ω・`)

割とどうでもいい場面かもしれないけど、「亜美ちゃん炒飯ばっかだよね」と言われたときの「炒飯好きー」の言い方がすんごい可愛い。

去年、挨拶で大泣きした百代ちゃん。今年は涙をこらえて、立派な挨拶でした。

セーラーマーズ|七木奏音

今回はカオリナイトやネプチューンと同様、不吉な影を察知するマーズ。ただし、この三人の感じる「不吉な影」てのはそれぞれ違う存在なんじゃないかっていう。マーズの場合はデスバスターズそのもので、ネプチューンの場合はミストレス9、カオリナイトの場合はサターンと、それぞれ「今把握している敵以外の存在」なのかなーとか。

卒業の挨拶で、「人とは違う自分、他の人が出来ることが出来ない自分が嫌いだった」「そう言って親を悲しませた事もあった」「でもこのメンバーはそれでいいといってくれた」と、去年に引き続いてたどたどしいしゃべり方ではあるんだけど、だからこそ誇張でも何でも無い、ストレートな気持ちが伝わってきてこっちがボロ泣きですよ…

セーラージュピター|高橋ユウ

ここでも例外なく「乙女ナメんなよ!」の台詞が短いというか、場面短縮(´・ω・`)まぁ人数多いしね…

ていうか前楽のフィナーレ客席降りで戻り際に舞台に足かけてキザるユウちゃん…うおー近くで見たかった!(上から見下ろし)

卒業証書授与の時に、平光先生から「ジュピターは満場一致でユウだった」と言われて泣いたユウちゃん。ほんとに、理想のまこちゃんだったよ…

セーラーヴィーナス|酒田しおり

前作では囚われのムーンに代わってセンター張ってたヴィーナス、今作でもうさぎのピンチにセーラーにせムーンになって登場し、センター張ってるんだけど…見せ場…といえば先陣切る場面が多いことかなぁ…ヴィーナスって実は先鋒担当?

最後の挨拶で、このオーディションがダメだったら芸能界やめようと思ってた、というしおりちゃん。しおりちゃんのアイドル感溢れる歌い方が好きだったよヴィーナス…

セーラーちびムーン

神田愛莉

去年は久家ちびムーンしか見てなかったので寛大ちびムーンは今年が初見。

もっと小さい頃からミュージカル畑にいるからか、歌い慣れてるなぁ…という印象でした。あと、ご挨拶の立派さがな! ほんとに立派な挨拶でした。

久家心

去年の洛に続いて今年は大阪初日で久家ちびムーン。軽妙な掛け合いみたいなのはどっちかっていうと久家ちびムーンかなぁ…。

タキシード仮面|大和悠河

前作を見たからか、マントを翻すたびに「アールっぽい」とは思わなくなったのと、今回は王子様っぷりというか、キラキラ感が少し控えめで、抱擁量が増したような。それでも真ん中の階段に一人立つ姿…お、おにあいですね…

また、ラインナップに出るために階段降りるのはムーンとタニさんだけなんだけど、前の場面で降ったラメ紙吹雪をマントが掃き上げるもんだから…とても…キラキラしている….

フィナーレでダイモーンダンサー4人引き連れて踊る姿といい、階段を一人で降りるアレといい…いやぁ、堂に入った姿ですわ…そして今作もバラを飛ばす訳ですが、6列目くらいまでは飛んでました。土日はタニさんがウインク飛ばすたびに黄色い悲鳴が…

セーラーサターン|髙橋果鈴

歌上手すぎやろ!ってのが第一印象。いやほんとに。それにしても頼りないほたる、悪役ミストレス9、そしてセーラーサターン、実質三役を演じ分けるんだからほんと凄いと思わずにはいられない。

大阪初日は下手で見てたんだけど、そうすると着替えの場面がよく見えなくて、何脱がしてんの!?(演出家に)ってなりましたよね…ええ…上手で見たらストッキングを下ろす時点で痣やらが見えるから意味解るんだけど。

外部太陽系戦士達

今回、ウラネプが満を持して登場したことで、正直他の戦士は割を食った所があると思う。人数増えて、新キャラに時間を割いたらそうなるのは当たり前なんだけどさ…

しかし原作の段階から思ってたけど、タリスマン3つ揃わなきゃサターン覚醒しないならなぜ内二つがそんな近距離でいちゃついてるのかという。プルートに頼らず自分らも自助努力しようや、っていう。

セーラーウラヌス|汐月しゅう

原作にはない、レーサー「兼アイドル」なはるかさん。…いやぁ…まさか幕開いてのっけからアイドル汐月しゅうを見るとは思いませんでしたね…イスを使ってキザって踊り歌う汐月。…お、おう…なにかを…試されてるのかと。

でもってうさぎの頬を撫でてキスしようとしたりする仕草が自然すぎてこの人ほんとに女性だったかなぁ…ていうか10戦士の中に混ざって踊ってる汐月に違和感が抜けないというか…おかしいなぁ…ウラヌスの恰好(つまりミニスカ)なのになぁ…それゆえに「男とか女とかそんなに大切なこと?」っていう台詞への説得力がありすぎる。

それにしてもプログラムのインタビュー等で「(ミニスカートなので)まあいいかとほったらかしていた足の使い方を直した」「偏平足からの卒業」「必殺技を出したかった」…まごうことなきこの文字からにじみ出る汐月しゅうっぷり…揺るぎない…

ウラヌスは基本的ににこりともしないんですが、アフターライブの1サビの最後あたり、手を繋ぐ振りのところで一瞬くしゃっと笑うのがとてもいい。とてもいい。ていうか舞台上での唯一わかりやすい笑顔がこれ。後はラストシーンで前で肩を組む5戦士を見やる視線がとても優しいくらいかな…「卒業」経験者やもんな…

とはいえ、大楽の挨拶では言葉に詰まって、となりのひめかに慰められたり、反対側のしおりちゃんから「はるかー!」って声掛けられたりして。

フィナーレのムーンライト伝説では前楽ではゆかことほたるちゃんをハグさせてたのに楽では全力で阻止しようとして余裕さを感じてたんだけどなぁ…最後に脆いというか、弱点露呈みたいなことして最後まで汐月はずるいなぁ…

セーラーネプチューン|藤岡沙也香

復活ムラ楽ぶりのひめか。ああ、この舌足らずな話し方がひめかだわぁ…それにしたってひめかの肩に手を回す汐月のナチュラルさと、肩を抱かれるひめかの安定感がほんとハンパない。

根幹、汐月とひめかにはそれぞれソロの自己紹介ダンスパートみたいなのがあって(ここの音源欲しい。DVDより実況CDが欲しい)、やっぱりひめかの娘役な踊り方は優雅というか、綺麗。この中だともうすっかりお姉さんだもんなぁ…少し残念?なのは最後の挨拶で娘役なお辞儀をしたのがとみぃだけだったのがね…ネプチューンのキャラなら立礼じゃなくてもよかったんじゃないかなぁ…

でもってウラネプを重点的に見る回を設けたら思った以上に常にどこかが触れ合ってるっていう…外部太陽系戦士って孤独に外郭を守ってたけど二人は織姫と彦星的などアレで、その反動で転生したらニコイチになったの…? とか思わずにはいられない。

前楽のフィナーレでこれまでで一番密着してラストのポーズ決めたりして相変わらず汐月よく分かってらっさる。そして楽では更にその上をいく。くやしい(掌の上でコロコロ)。

セーラープルート|石井美絵子

前作でミュージカル初とかご冗談でしょう!? だった石井プルート。今回は更に声量増してた。外部太陽系3戦士で歌ってて元ジェンヌ二人に全く負けてない声量。特に最後、空間を閉じるところは声量凄すぎてマイク絞った方が良いんじゃないかって位。そして相変わらず安定感凄い…歌い方はまだまだ進化の余地あるし、今後の舞台に超期待。

一幕の出番が遅いんだけど、その分だけ「満を持して」感。

挨拶のお辞儀にしても、ほんとに律儀さが滲み出るどころか迸るような前で手を組んでの90度立礼。

デスバスターズ

今回の敵役。ファラオ90というラスボス(声だけ)はありつつ、実質的にはカオリナイトがラスボス…?

ウィッチーズ5という個立ちした手下を従えるとみぃは大きかったです(物理)。

土萌教授|奏音有希

スマートな教授。眼鏡無しの若い頃もステキ。

ほたるちゃんを2回ほど抱き上げるシーンがあったんだけど、流石元男役、小揺るぎもせず、慣れた感じで抱き上げてましたね…

ゆかこは死に際がとてもいい…滅び行くというか、消えゆくというか。

あと、前楽のフィナーレで5戦士が客席降りしてる時に真っ先にほたると抱き合ってて親子!親子!!ってオペラロックオンしてました。親子!(・∀・)イイ!!

楽では汐月に全力で阻止されてたけど、ゆかこの素の笑い顔!

カオリナイト|扇けい

とみぃ! ひめかと同様、復活のムラ楽ぶりの生歌声! 今回、女役だから歌い方とが変わるんかなぁと思っていたけれど、(姿形はないすばでぃカオリナイトだけど)歌声は聞き覚えのある美声でした。懐かしや…

にしてもあんなにたくさん歌うとは思ってなかったですね! ええほんとに!

人型では実質ラスボスなカオリナイト、死に様が雄々しすぎるような気が…うん。男役の時でもあんなに断末魔な死に方はしてなかったと思う…んだけど男役の頃の死に役って…虞美人の時の桃娘パパとか新公テサギのタムドクパパとか…どうしたことか斬り殺されるヒゲばっかり思い出される…!

フィナーレ、一人だけ娘役のお辞儀をするとみぃ…そしてラインナップで並んでのムーンライト伝説…足!足! ステップの足の踏み出し方がスリットのせいで…とても…大胆です…胸よりも、足!(ドコ見てんだ)

とみぃだけ見る日も作ったんだけど、そうすると胸の谷間もガン見するってわけで…うん…

前楽のフィナーレでとみぃは特に誰とも絡みが無くて(すれ違いざまにシプリンの肩を叩いたくらいで)物足りなーい(ㆀ˘・з・˘)

ご挨拶では「舞台では怖いところしか見せてないけど」と。それにしてもOGはみんな「愛溢れる」とか「暖かい」って言葉を使うよね…

ウィッチーズ5

日替わりのアドリブでウィッチーズ4がシプリンへ悪態吐いてたんだけど、

  • 2日 「あの子、カオリナイト様に憧れて、ハロウィンではカオリナイト様の恰好しようとしてるのよ」「胸が足りないんじゃない?」ユージアルはその後に「裾引き摺るわ!」って足してたな…
  • 3日ソワレ 「あの子、消しゴムに自分と教授の名前彫ってるのよ」「魔女のくせにおまじない!?」「思春期か!」…ていうか消しゴムなんて使うんやw いや、生徒会に擬態してる時か。
  • 4日マチネ 3日ソワレの続きに「ユージアル先輩も消しゴムに名前彫ってー」
  • 4日ソワレ 3日ソワレの続きに「ユージアル先輩ー」…良く聞き取れなかった(´・ω・`)

ミメット|井田彩花

きゃぴきゃぴのブリッコアイドル娘。こんなん3次元に存在しうるんや…って目鱗。一番アニメ再現してたと思うんですよマジで。

ユージアル|知念紗耶

身体能力ハンパない!側転の綺麗さは元より、バック宙決めてるし、杖の使い方も格好いいし、ザ・武闘派!って感じ。

ビリユイ|長谷川唯

陰険腹黒女だけど私嫌いじゃないよこのキャラ。むしろ好き。

テルル|佐達ももこ

植物担当なテルルだけど、イマイチキャラの押し出しが弱かったかなぁ…って(´・ω・`) ウィッチーズ4でも「大嫌い」としか言われてないし。

この歌の「力は4倍、責任は1/4」のフレーズがほんとに好き。

シプリン|Maana

歌唱力すごかった。「ウィーアーウィッチーズ5!」のあれ、拍手入れたくて仕方なかった…!

ご挨拶でも「ウィッチーズ5最後にして最高の魔女」と。格好良かったよシプリン!!

アンヌーボーボヤージュ、新しい旅立ちと銘打ったサブタイトルだけに、ラストシーンはほんとに真ん中5人の卒業に焦点を当てたような演出でした。あかん、これ千穐楽泣くわ、って思ってたら案の定ご挨拶でボロ泣きしたっていうね…

中継とかいう手も考えたけど、やっぱり現地で、てっぺん席だったけど、現地で見送れてほんとに良かったです。

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