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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

花組『ノクターン』バウホール

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見る前からきらり可愛いんだろうなー…とそればかり思ってたんだけど、なんていうか可愛さ余って憎さ1000倍ドン! なジナイーダでした。
特に序盤。

ネタバレするよ。

自身を森の女神と称したり、盗賊の頭と称したり、周りに侍らせた男たちを手玉にとって我が儘放題奔放に振る舞うジナイーダに見てる私がキレそうになって、ウラジミールその背負った猟銃を使うのは今だとか割と本気で思ってました(話変わるよ)。
それにしても足に口づけとかものっっすごい屈辱の筈なのに(それだけ父に貰ったナイフが大事だから)やったと思ったら次の場面でジナイーダに恋い焦がれてる歌を歌うから一瞬ウラジミールは何かに目覚めてしまったのではないかくらいには思いましたよね。ええ。

いやーしかしこの手玉に取られる男たちの中でもまいてぃはかっこよかったですね! 声もとてもよく出ていて、軽騎兵の軍服もかっこいい。キザなセリフも板について…そんなまいてぃ、ジナイーダへの気持ちは何なんだろう。本気なのかな? 遊ばれてるのが解ってる上で、遊んでるにしては高価な品物(パリで作らせた扇)貢いでるし。
二幕でピョートルとジナイーダとの関係を見た時の見切りの早さみたいなのはそこそこ本気だったからこそ一気に愛想が尽きたのかなぁ、とか。なんにせよ軽騎兵のまいてぃ格好良すぎた。

声といえば、ピアノを弾いてからの場面できらりのマイクは(服の内側に)落ちてたのかな? ほぼ地声だったような。

それにしても家に招いたジナイーダ母子…とくに五峰ママと一花ママとのバトルが半端なくて。うわぁおそろしい…

ウラジミールを手酷く振ったジナイーダだけど、あれだけ「パリへ行こう! 国も身分も捨てて! なーに君独りなら食わしていけるさ! 根拠はないけど!」ってまだ寄宿学校通ってる年下の若造に言われたら大体の女性は冷めるわ。これが所謂お花畑というやつか。
でもってこの後に出てきたアキラの悪い大人のオトコ感がハンパない。うわー悪い男きたわぁ…みたいな。
しかし「あなたは大変な物を盗んでは行きました」ってなんだこのカリオストロ的な流れはと思ったら案の定「私の心です」……笑うところではないんですよね、ええ、わかりますよ。わかりますけどね!

それにしても二幕でピョートルに対して「ジナイーダも『理想の父親』も奪った男」として刃(理想の父親から貰ったもの)を向けるウラジミールがなんていうかとっても中二病的な「病める(悩めるではない)青少年」でした。

取り巻き連中の中ではぼーい…何度も言ってるし書いてるけど私はぼーいの声がまいてぃのそれとは違う意味で大好きなんですよ。なのでぼーい、あの棒読みのクレオパトラ(っぽいなにか)との場面も含めてとても内心にやにやしてました。
…クレオパトラ(っぽいなにか)のタソはほんとに…ほんとに…もともとものすごく熊髭似合ってるところによくもまぁあんな化粧を重ねて体を張ったものだとつД`)・゚・。しかしあの顔を夜の森で見てしまったウラジミールには心底同情を禁じ得ない。妖怪以外の何者でもない…

最後に一言
私、ロシア(文学)との相性最悪やな!

思い起こす限りロシア文学やロシア舞台の作品で「これは…!」ってなったのがない気がするよ…復活くらい…? あれも話の内容というよりは曲が好きだったんだけど。

あと、どうでもいいけどリラの花とか連呼されるとリラの咲くころバルセロナへしか出てこないあたり…ええ…世代…ですね…

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