cella

Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

花組『ラスト・タイクーン―ハリウッドの帝王、不滅の愛―(新人公演)』宝塚大劇場

この記事はだいたい 417 で読めます

柚香くんの新公初主演を見てきました。
いやー(ファンの人は心臓吐き出しそうになるんだろうけど)初主演っていいものですね。ぎこちない挨拶含め、ここから新公卒業する頃にはどんな流暢な挨拶になっていくのかとかも楽しみですね。
…新公初主演と新公卒業(長の挨拶)を見たといえば雪組の咲ちゃんとか、宙組の愛ちゃんとかだけど、最初があんなgdgdいっぱいいっぱいだったのに、新公卒業ではものすごくしっかりしてて、ああ大人になったねぇ…とかオカンのような気持ちになってみたり。
…まぁ柚香くんは早々にバウ主演のご挨拶があるのだけれど。

柚香くんはやっぱり華があるなぁ…と思った新公でした。初主演なのに存在感半端ない。蘭寿さんのサヨナラ公演のアテ書きで、真飛さんのサヨナラ公演のアテ書きをやったがりんちゃんも大変だったと思うけれど…今回も大変だったと思う。特に最後の場面とかどうなるんだろうと思ってたんだけど(蘭寿さんは先立つ我が身から残された人を思って歌ってるし)、意外とこう、違和感がなかったというか、蘭寿さんは去りゆく身からのThank youだったけど、柚香くんのは去りゆく人へのThan kyouに聞こえてきたというか。
芝居も歌も、ダンスも、どれもものすごく堂々としていたので、後はそれぞれを順調にレベルアップさせていく段階に入るのかなぁ…という印象。あと、早口になると滑舌がまだイマイチなのか、死後の世界で立ち上がって、「冗談じゃない!思い残すことばかりだ!」を噛んだのが…いや、あれ難しいと思うけども。
挨拶はとても…緊張しているのが伝わってきました。それでも何か話さないといけないと思うからか、こう…冒頭は「何を言っているんだ」と客席も恐らく本人も思っていたであろう…言葉が滑る滑る。言葉は出てはいるんだけど、文節ごとにぶつ切りで出てくるから意味がつながらない…。それでも緊張の度合いがすぎると冷静になるのか、後半はしっかり持ち直して(それでもものすごい緊張ゆえの淡々とした口調で)終わりました。カテコでも何か言ったほうがいいのか、周りと顔を見合わせたものの、結局「今日は本当に…」と言いかけて、隣近所から「え、それでいいの!?」みたいな顔を向けられ…結局「ありがとうございました(若干小声)」と続けてまた客席からは微笑ましい笑いが。
挨拶といえば、キキちゃんの挨拶もなかなかに…「身を引き締めて…気を引き締めて」明らかないいまつがいをしれっと言い直して客席爆笑。…この後にやる柚香くんやりにくかったろう…

ガガ様は蘭ちゃんよりも芯が強そうなキャサリンでした。…というか、本公演はだいもんの共依存属性が強すぎて、蘭ちゃんを侵食してた感じ。

まいてぃブレーディがいいおじ様でした! ヒゲは確かにまだ違和感があったけれど(見ている側というより動き?喋り方?)、さすがの低音ボイスで歌も良かったし、銀橋で「手に入れてやろう」と歌い上げる所とか鳥肌モンですわ。
そんなまいてぃと柚香くんの銀橋、バベルがどうこうと歌うとオーシャンズを思い出す…てのはさておき、あまりこの二人、声の相性は良くないのかな…二人がふたりとも、声出てるんだけど、ふたりとも主張する声質そのままに歌ってるから…うーん…? それでいいのかな…?

そんなまいてぃの横にいた弁護士のぼーい。インテリ! かっこいい! …しかし残念極まりないのはななくらちゃんとのイチャつきを見逃してしまったことで…(滂沱) 東京で見る方はゆめゆめ油断なされぬよう…orz

今回、一番よかったと思ったのはマキシムでした。ヒゲ。…いや、ヒゲ自体はどうでもいいんだけどもさ。まりんさんのやってるカメラマン役、人の良さとかも醸しだされてて、ああ、マキシムいいわ…。
マキシムといえば、椿姫の男は翻訳のまよちゃんさながらの(コラ)ヘタレっぷりであった…ゆきちゃんに振り回されまくり。
でもってがりんちゃん。やっぱり歌上手だなぁ…一番安定してた。

満を持して、今作品一番の下衆であろうブロンソンをやったキキちゃん。立派に顔がきれいなゲスでした。キャサリンに銃を突きつける場面、なんか胸元に突っ込まんばかりの勢いだったのがちょっと気になったといえば気になったけど、依存症の具合がキャサリンの落としたバッグを抱きしめるあたりから滲み出ててすごく…良かったです。泥沼。
キキちゃんといえば、ココナッツ・グローブの歌手もやってたんだけれども、他の二人がライディングウッドとブリマーなもんだから、3人が3人共、ドレッド鬘とかつけてまるで変装しているかのようで…キキちゃんはヒゲまで追加してるしw 思わずオペラ持ったまま( ゚д゚)って顔になったわ…

ひらめちゃんのセシリアがな…いや、もうこれほんっとに役柄がな…もう頭の悪い(でも行動力に溢れてる)お嬢様でしかなくてな…本公演のべーちゃんにしても、見ててイライラするんだこのバカ娘。ひらめちゃんのせいでもべーちゃんのせいでもなくて、このセシリアっていう娘が嫌い…

そんなこんなで95期3人目の新公主演だった柚香くん(ら)を見てきましたよ。と。

にほんブログ村 演劇ブログ 宝塚歌劇団へ

Pocket


Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA