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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

花組『戦国BASARA-真田幸村編-』シアターオーブ

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シアターオーブで月曜日まで公演中の花組公演、戦国BASARA(以後bsr)を見てきました。
いつも大体初日か、幕開き直後に見ているのでこんな千秋楽間近で舞台が熟した頃に見るのはとても…とても久しぶりでなんか不思議な感じ。梅芸が楽の全ツか…もしくは月組の54は年末だったけどそれも東京公演あったしなぁ…。


シアターオーブは新しい劇場…だったのだけれど、ヒカリエの11階っていう立地がどうしてもエレベーター必須で公演終了後の混雑たるや…劇場みたいに一度に大勢の人が出入りするコンテンツは低階層のがいいんじゃないのかなぁ…緊急時の避難とかの事を思うと特に。とか余計な事を考えつつ。

で、お芝居というか…アレはですね…正直、ストーリーらしいストーリーがあるようなないような。1幕は本当に…セリフが耳を滑るというか…何を言っているのか本当に頭に入ってこなくてですね。2幕はいのりちゃんの正体とかもあって話が(1幕よりは)動いたのだけれど…正直、なんでこんな中身スカスカのキャラ萌え8割みたいな…と思った事は先に白状します。
いや、ほんとに。
bsrっていう、あんなに荒唐無稽というか破天荒なゲームを下敷きにしているのに、なんで中途半端に、それも「武田と上杉といえば川中島で啄木鳥戦法とその失敗だよねー」みたいな一番スタンダードな所に着地してしまったのか。筆頭を単独行動で神出鬼没にする位ならなんで啄木鳥戦法失敗に拘ったのか。もっとこう…破天荒な話の展開も選択肢にはなかったのか。変に史実とか拘らなくていいのがbsrだと思うのだけど(大体ゲームの中の時間軸だってかなりパラレルというか重複してるし)…(´ε`;)ウーン…

キャラ萌え8割、と書いたけれど、キャラ萌えだけは文句なかったです。幸村はほんっとに女心なんて欠片も知った事ではない熱血バカだったし、御館様は…あんなに軍配デカいと思わんかった…確かに馬に直立して乗りそうな御館様でしたよ。

佐助は立ち姿とかほんとに画面から抜け出してきたとしか思えない佐助で、映像でのかすが(の化けた謙信)との空中戦(ちょ、空中戦とかwwってなりましたよねホント)とか…え、なにこれゲーム画面? この人こないだまでベガスの苦労人スーパーマンやってなかったっけ…?
佐助といえば、かすがとの対戦で大手裏剣の刃が欠けてしまったのだけれど、「強くなったなぁかすが!」とか普通に繋いでて、これがデフォなのかと思ってたらどうやら不慮の事故からのアドリブだったそうで…だいもんアドリブ力めっちゃ上がったね!(ベガスでアドリブ対応1000本ノック状態やったもんな…)

そんな佐助と映像でバトった謙信様。みりおさすがに麗しい…かすがの幻術で増殖するみりおさま麗しい…89の空中戦もなんというビジュアル力押しか。
ひらがな喋りは最初こそまぁふつうかな、と思ってたけども、「わたくし」と言うときはこれ絶対ひらがなやな、と思わせる謙信様でした。
しかしあの電飾衣装で幸村とのEXILE(チューチュートレイン)は一体何であるのか…意図を図りかねる…

ああ、あれ、バサラ状態のことか!!

とものっっすごい後になってから気づきましたとさ(遅いよ

べーちゃんのかすが、露出は少ないはずなのになんでこの衣装こんなにエロいんだろう…レオタード部分とタイツ部分で生地変えたり腰にスケスケ部分があるからか。
佐助に対してつれないかすがも良かったのですが、「けんしんさまぁ」ってバラ咲き乱れるあそこで、くねくねしてるべーちゃんがほんと可愛くて可愛くて。私、べーちゃんのコメディ要素のある芝居好きなのかも。可愛い。

みーちゃんの筆頭、今回、一番ゲームに忠実だったのが筆頭だったと思います。だからこそいちいち笑いが起こるというか(ゲームのまんまや! みたいな)…逆に笑いを起こさせない蘭寿さんのスターオーラが凄い。
噂に聞いていた兜を脱いだ筆頭…は期待値が高すぎたからか…ふーん…。
しかし六爪抜いて振り返ったら拍手だったり、ほんとにみーちゃん、出番の割に…というか出てきたら完全に場を攫っていったなぁ…むしろ浚っていった感じ。
bsrでありながら、大体無難な路線に落ち着いてる他キャラに対して一人だけゲームに忠実度合いが高いのと、常にぼっちだからなんかこう…一人だけ別世界の人みたいでした筆頭。
そんな筆頭と幸村の邂逅場面からの一騎打ちとか、お互いに「こんなに高ぶったのは初めてだぜ…」とか言い合っててもうほんと
「これは…恋!?」
と同じ展開ですわよ、お二人サン。何故か涙がこぼれて天使の歌が響くヴェローナレベルの一目惚れと言ってることが大差ないですよ。
しかも筆頭ってば幸村に対して「あの太陽の下で待ってるぜ」とか言った舌の根も乾かぬ内に「you just wait」とか言っててもうなんていうか
駅の西口と東口で待ちぼうけになってろ
みたいなね。
この二人については蒼炎スキーな一部のファン層へのボーナストラックですかね…とか思いながら見てました。

上杉軍の宇佐見様(宇佐見様が宇佐見「様」なのは偏に風林火山の緒形拳の宇佐見様が物凄いかっこよかったからです)と直江、配役出た時はキャラ逆じゃね?と思ったのですが(ウザ芸ならまよちゃんのが上手くないか?と。ドイルみたいな)…これでよかったね。
無敵の直江がりんちゃんより宇佐見まよちゃんのがなんかこう…ねっちょりしてる気がする。直江はから回ってる度合いが高いけど中身は幸村とかと同じ属性のような。先陣に名乗り出たのにあっさり却下されて「無敵なのに…!」ってやってるがりんちゃんマジ可愛かったです。
まよちゃんも今回のカツラ凄い似合ってるね! 麗しいよ宇佐見様!

映像は総じてきれいで、いのりが鳥を飛ばす場面はホントに旨いこと合成されてました。…が。だからこそ2幕は映像の真ん中に黒い帯がずーーーーっと出てて…終演後にお詫びアナウンスあったけどもさ(´・ω・`)

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