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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

雪組「Shall we ダンス?」(新人公演)宝塚大劇場

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月城くんの初主演ということで、95期、研5で「壮年期のサラリーマンの遅れてきた青春」…特に「壮年期のサラリーマン」をどう表現してくるのかがとても楽しみというか大丈夫かなぁとか。
月城くんを個人認識したのはバウの「灼熱の彼方」であったのですが(あんなど短期公演だからだったのか半分くらい通ったっていう…)あの時はコモドゥスの奥さんの浮気相手でなぎしょに処刑される奴隷だった訳ですが、それよりもコモドゥス編でやってた墓守役がね、すっごい上手かったんですよ。当時からしゅっとしたイケメンだなぁとは思っていたのですが。
今回の本公演でもうびっくりデスよ。え、いつの間にそんなギラギラタイプのイケメンになったん?途中で階段すっ飛ばしたとしか思えない男役度の上昇っぷりにちょっと浦島太郎状態ですよマジで。

で、ですね。
終演後に思わず勢いのままこんなツイートをしてしまうくらい、よかったんですよ。

月城くんほんとに良かったんですよ研5で壮年のサラリーマンってどんなんなんやろとか思ったけど、決して若すぎない落ち着きがありました。…びっくりする位痩せて、それが確かに格好いいんだけど、どうしても「ちょっとやつれた…?」と思ってしまうところもあって、まぁそれが「疲れたサラリーマン」っぽかったと言えば確かにそうなんですが。
全体的に表情がまだ固いなぁ…っていうのと、早口になった時の滑舌がもうちょい…! っていう部分はあるけれど、そもそも本公演でまだまだセリフの数もそんなに多くないってことを思うとこの編は場数でどうとでもなると思うよ。
歌にしても、最初の銀橋ですっごい丁寧に音を取っていたのが、最後の銀橋、changeで思わず泣いてしまった…(´Д⊂ヽ いや、歌が上手いのは知ってたけどさ。危なげなかった…うん。
確かに初主演の硬さはあるんだけど、周りがホタテにしても、あんりちゃんにしても、ゆめかさんにしても、経験豊富な面々ががっちり固めてるから安定感が半端ない。
挨拶にしても、咲ちゃんのとても流暢な挨拶(あんなに最初のロミジュリでは可愛い可愛い咲ちゃんだったのに大きくなって…)の後で、涙で言葉が続かなくて、いっぱいいっぱいなのを後ろで同期の天月くんが時折涙を拭いながら見ていたのが印象的でした。カテコでは完全に涙声だったのを、天月くんも顔くしゃくしゃにして笑ってたなぁ(´Д⊂ヽ
…そういえばiPadの操作わかんなくて壮さんは振ったりしてたけど月城くんはその場において一瞬バックれようとしてたわw

以下、覚えてる範囲での書き散らしです。

ドニー・カーティス(本役:夢乃聖夏)役のホタテくん(帆風成海)は出てきた時から客席のwktk感が半端無くて(クスクス笑い)、髪型もともみんがびっちりセンター分けだったのに対して7:3というか8:2というか9:1というか…どっちにせよびっちり分けで。ホタテの脚が短いとかいう意味ではなく、ともみんの脚が長すぎるんだけども、ホタテは同じ「動きでコミカルさを出す」んじゃなく(もちろんそれもやってたけど)、まずは外来語の部分を一々「イイ発音」でやって本人大真面目なのに客席ばかうけっていう…上手い。
鬘もともみんがアフロだったのに対してホタテくんはドレッド(ほぼモップ)。競技会ではドレッドにもアクセつけてキラキラさせてたり。
鬘といえば、はじめてヘイリーと教室で邂逅しちゃった時に、置き去りにして、ヘイリーが鬘を持って追いかけて行くけど…「あの…これ…」「アハハ、違います」
そんな鬘は競技会でミハエル(本役:蓮城まこと)のかりさん(煌羽レオ)に奪われて投げられたものの、ドレッド(ほぼモップ)だけに飛ばず、バーバラ(本役:大湖せしる)の愛すみれちゃんが投げてもやっぱりモップだけに飛ばず、更に他のグループが投げたのに届かず袖に残ってしまったのを採点者役の人がつまみ上げて袖に持ち去ったのが…おおう…シュール…
ともみんドニーを踏襲しつつ、ともみんとは違うところ(やっぱり体格差とかキャラとかで全く同じにするのは無理があるし)で笑いを取るホタテ上手い…勿論笑いを取るだけじゃなく、歌ってよし芝居してよし…今回の新公、脇をガッチリ固めてました。不動。

ホタテくんと一緒に舞台に落ち着きを与えてたエラ(本役:早霧せいな)の星乃あんりちゃん。3回めのヒロイン(これも本公演は娘1じゃないのに新公だとヒロインって…と思うと風共共々もやっと…)で、ちぎたんとは違う方向に神経質な雰囲気。個人レッスンの時のセクハラ親爺(本役:大澄れい)をやってたのは誰だろう…あんりちゃんがセクハラされてるとなんかこう…ちぎたんよりも犯罪くさい…なんでだろう。

もう一人、しっかり脇を固めてたのがジョセリン(本役:愛加あゆ)の夢華あみさん。思うところがある人はいるだろうけど、ゆめかさんこれで最後かと思うと惜しいと思うんだわ。やっぱり上手いもの。可愛い少女めいた役よりも、大人の女性が上手い。
それにしても今回の新公はあゆっちと似合う鬘や衣装の系統は全然違うな…と思うことしきりでしたよ。これまでのドン・カルロスにしても、仁にしても、ベルばらにしてもそういう印象はなかったので、時代物(コスチューム物)は現代の顔立ちや雰囲気を凌駕するのか…。逆に現代ものになった途端、洋服は顔立ちとすごくリンクするから…特にあのラストシーンの赤いワンピースはほんとに、あゆっちはあんなに似合っていたのにあの鬘ともども…に、にあわない…別にこれはゆめかさんのせいじゃないんだけどさ。ゆめかさんの顔立ちの女性は既婚者になってもあの髪型とドレスは選ばないよなぁ…っていう。

出来るOLキャシー(本役:透水さらさ)のえーちゃん(花瑛ちほ)。本役のゆきえさんが「ハーツ係長ったら居眠りなんかして疲れてるのかしら(´∀`*)」だとしたら「ハーツ主任のやつまた居眠りしてるよ(・д・)チッ」みたいな扱いの軽さを感じました。若干キツい。起こす時も机をファイルで叩いてたし。
ドニーに「明日までになんとかしないと…こうですからね!」ってやる場面、ゆきえさんがギルティ仕草な所、無言でつまんでひゅーーーーっと落としてヒールで踏んづけてぷちっ…っていう…怖え。
終盤でブチっといったドニーに踊らされた後の「格好いいかも」では記事の写真にキスして「ワタシも踊ろうかしら」みたいな。その後ろを男性社員が「キャシーぃぃぃ」ってついていったからこっちのキャシーは職場のマドンナ(古)であったのか。

ジャン(本役:鳳翔大)の久城あすくんがですね…ほんっとに冴えないダサいサラリーマンでね!頭ボサボサでだっさいメガネかけて、ネクタイ弄ってモジモジして…これ磨くん大変やでつくしちゃんマジ頑張れ!っていうくらいのダサさで逆に凄い…
ネガティブな性根叩きなおして胸張らすだけでイケメンに変化する大ちゃんを見出したきゃびいも凄いけど、こんなけダメンズなあすくんに惚れ込んだつくしちゃんもある意味すごい…のか…しかし勿体ない(´・ω・`)

ホストのレオン(本役:彩風咲奈)の永久輝せあくん。本公演の咲ちゃんがどんどんチャラくなっていってるので物足りない(´・ω・`) ホタテに「チャラ男」呼ばわりはされてるけど。もっとこう…メンナクとか参考にする方向でひとつ。

シーラ先生(本役:梨花ますみ)の舞園るりちゃん。気持ちは何時までも若いのよ!(良い意味で)みたいなきゃっきゃした先生で、体験レッスンの時にアドリブで前に出過ぎた月城くんに「舞台から落ちるわよ!」って止めにいってて…思わずこれが吉本だと「舞台」はなくてただの道や部屋でそこには突然の崖がある設定か…とか余計なことを考えてみたり。

旦那のアーサー(本役:香音有希)の天月翼くん。部分白髪がお似合いですよ…今回出番少なかったのがちょい残念…歌のある役でもなかったしね。エラのフェアウェルパーティーで、最後にエラと踊りたくてスポットライトのあたった時にぴょんぴょんしてたのは天月くんではなかったかな…違ったかな…そうだったらパパ可愛いなw

アーカム(本役:香綾しずる)の橘幸くん。見た目の方向性は確かに同じなんだけど、アーカムのあのナルシスト感であるとか、クドい感じが…なかった…あれはがおりオリジナルなんだろうか。個性が出しにくいキャラではあると思うけど、無難…だったなぁ…

探偵クリストファー(本役:奏乃はると)のあっきょん(亜聖樹)は探偵さんのお髭も似合ってたし、なんでベルばらあんなにパタリロ(仮)やったんやろうかと思ったけどベルばらメイク自体が難しいんやろね…茶化粧なら普通にヒゲ似合うやん…真地くんとのキメポーズは背中合わせになってキリッと…してたけどゆめかさんはやっぱり引いてた。そりゃな!
探偵助手ポール(本役:帆風成海)の真地佑果くん、ホタテが江戸川乱歩の少年探偵団に憧れて、「さぁ調査(ごっこ)だ!」とばかりに擦り傷作って外を走り回っていた系とするとこっちはサイバー探偵に憧れた系。PCの見過ぎであのメガネはきっと瓶底メガネ。あっきょんに取り上げられて「メガネメガネ…」ってやってた。
あと、メモを取る姿勢がすっごい猫背で机と顔の位置が近くて(小学生か)ペンは正しい持ち方なんて関係なしにグーで握ってるし…あれ絶対字ィ汚いで(どこみてるの)。

アルバート(本役:彩凪翔)の咲ちゃん(彩風咲奈)は…出番…少ないね…。あれ、なぎしょこんな出番少なかったっけ!? ってなったのは本公演だとショーがあるからか…それにしてもあの…エキシビジョンの歌なんですけど咲ちゃんが歌ってても何言ってるか(そもそも何語なのか英語意外の言語も混ざっているのか)ほとんどわからんのは元からそういう歌詞なのかしらとか思えてきたので東京でまっつverを割と本気で見たいところです…

ミハエル(本役:蓮城まこと)のかりさん(煌羽レオ)は、ほんっとに…ミハエル役の時はイキイキしてるね! ウインク投げキッスの大盤振る舞い。ちゃらいの似合う。
人が足りないからミハエルメイクで(つけ毛なしで)サラリーマンもやってるんだけど…他より色が濃いのもあって…週末サーファーかと。

あと、多分どうでもいい所なんだけども、冒頭の舞踏会で娘役さんが何人か長いロールの鬘をチョイスしていて…本公演もそうだったかなぁ…ターンの時に相手役の顔に…あたってる人が何人かいたのがちょっと気になりました。

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