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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

雪組『アルカポネ —スカーフェイスに秘められた真実—』シアタードラマシティ(初日)

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だいもん主演のアルカポネ、幸いにして初日を見られたので1回きりですが見てきました。

下手側の席だったので、肝心の頬の傷がほぼほぼ見えないという…

それにしてもビクトリアンジャズといい、今回のアルカポネといい、だいもんが主演する演目ってことごとくリズムやら音程やらの難易度高めな歌ばっかりじゃないですかね…さすがだいもん…


1幕は獄中のアルカポネが自らをモデルにした映画のシナリオライターひとこを獄中に(強制的に)ご招待して過去を語るスタイルなんだけど、ギャングに身をやつす前のだいもんがほんっとに爽やか格好良くてですね。惚れるなど言うのが無理。

せしるさんが踊ってる時の視線といい、ほんとにだいもんは指先まで美しいわ…そんなだいもんの顔に傷をつけてしまって悔やむせしるさんには心底同意。そんな美人に傷なんかどうでもよくて「君を守れたならそれでいい」みたいな態度取られて惚れない訳がない。なんて罪作りなんだだいもん。

1幕のだいもんはギャングスターというよりは義賊のような描かれ方で、ポスターのあの冷酷なイメージとは全く乖離していたわけですが、2幕でれいこが出張ってきてから(フラグは1幕にあったけども)話が急展開というか、1幕はそれまでのあらすじというか、回想だったので、ここからがリアルタイムというか。

1幕はアルカポネの語りで、2幕はリアルタイムだから、その視点の違いが「アルカポネ」という存在の描かれ方の違いなんだろうか。

だいもんとれいこの場面はなんていうかこう、光と影なんだけど、二人とも麗しいから苦悩する姿がどっちも美しいわぁ…しかしだいもんの「クッソマジメだな!」の台詞に漂うこのお前が言うな感。

しかし最後のあすくんの食わせ物っぷりがよかったです。とても。この冷酷眼鏡…! 警察とギャングの違いは法律が味方してるかどうかの差しかないな…

それにしても今回バイトが多いから、上級生が二役してると混乱ハンパない。特にはっちさん。だいもんの育ての親のパパジョニーとして退場したら次は警察長官なもんだから…はっちさんの二役はなかなかに違和感があるよ…

あすくんにしても、回想では店のオーナーでだいもんの味方なのに次は冷酷眼鏡弁護士だし。

朝風くんのあのビッグは姿形が独特すぎたから他の場面でバイトしててももう完全に別物なんだけども。…いや、朝風くんのあれはほんとに…布団? 布団なの? もう中にボディースーツ入ってるんじゃないの? みたいなマトリョーシカというか風船みたいな体系で初登場シーンでびっくりですよ。

気になったというか、すこししつこいと思ったのがコメディ要素。朝風くんのバーバパパみたいな体系もやりすぎなんではと思ったけど、敵対ギャングのがおりがな…そこまでやらせなくてもいいんじゃないの…?と思わなくもない。酔ったギャングが下世話な話で馬鹿騒ぎしてるといえばそうなんだけど、それ以外の場面でもそんなにがおりにコメディ要素詰め込まなくても…(´・ω・`)

一方で、まなはるのいい男(役)っぷりがね! まなはるはほんとうにいい役者になったなぁ…と思わされる演目でした。1幕では少し向こう見ずで、ギャングスターに憧れる新聞売り。それがだいもんに目をかけられて(だいもんとしては仕方なしに拾ったけど拾ったからには責任持って育てた感。…やっぱり真面目か)いっぱしのギャングになり、その内面としては義賊要素の強いアルカポネに強く影響を受けたギャングになり…まなはるの成長は見ているようなストーリーでした。

ご挨拶で、専科からご出演のはっちさんについて、花組でまだひよっこだった自分を育ててくださった、まさにパパとの発言があり、はっちさんも感極まったのか隣のゆきえさんの背中に隠れようとして…まぁ体格差からして無理なんですけども。

何度もあったカテコは途中からスタオベ。それを目にしただいもんが「嬉しい!」を連呼していてこちらまで嬉しい気持ちに。

そんな気分の所で「雪組恒例のアレをやりたいと思います!」で、客席ざわざわ。恒例? 恒例!?

ちぎたさんのあの「絆!絆!」をやったのですがほんとに音頭の取り方が真面目というか真面目というか…生真面目だなぁだいもん。

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