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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

2013年10月の読書記録

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10月は途中でマギを全巻借りて一気読みしたせいで名目読書量が跳ね上がったように…見えているだけで漫画を除けば先月とくらべて激減したなぁ…。

2013年10月の読書メーター読んだ本の数:29冊
読んだページ数:7545ページ
ナイス数:15ナイス

29冊読んだとはいえうち20冊はマギ関連である(それも一晩で一気読み)。

読書メーター

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今月も複数冊読んだ作家さんはまとめてみた。

二階堂黎人

解決編まで含めて4冊の大作。ドイツとフランスの国境地帯の古城を舞台にした密室(たぶん)無差別(かもしれない)連続殺人。終盤の畳み掛けるナチの陰謀のような描写と突然の幕切れ。結局連続殺人とは何だったのか?犯人は一人なのか複数なのか?そもそも実在するのか?古城の持ち主は何者なのか?被害者は何故「選ばれた」のか?謎は広がったまま次のフランス編に続く。とんでもなく大作で、蘭子の出番はまだまだ先だなぁ…

ドイツ編とほぼ同時期、向かい合わせのもう一つの古城での連続殺人。ドイツ編と同じように鍵を持った人間から殺されて閉じ込められるが、こちらは最後の一人の日記形式で書かれている。それにしても最初の惨劇から皆殺しまでが後半1/4程度(150頁くらい)で、それまでの前置きが長いのと、城主が不在であったり、来客を残して籠城しようとする場面であるとか、ドイツ編でも見たような台詞や展開が随所にある。手元にドイツ編も置いて、何度かそちらを振り返りながら読んだ。この狙いがどこにかかってくるのか次が楽しみ。
図書館で初版を借りて読んだからかもしれないけれど、誤植が多いのが気になる。フランス側の城が舞台であるはずなのに、「道を降りないとフランスへは行けない」のような…それはドイツのことですか? みたいな誤植がちらほらあって混乱する。
ドイツ編とフランス編はどちらを先に読んでも構わない、という前置きがあったけれど、ドイツ編に比べてこちらのほうが「人狼」の知識を持った状態で城に向かっているので後のほうが良かったのかもしれない…が、本当のことを言えば(リアルタイムで刊行されている頃であれば)フランス編を読んでからもう一度ドイツ編を読み直すのがいいんだろうな…結構気合が必要だけど。

ドイツ編とフランス編の事件を蘭子(やっと登場)がすり合わせつつ、それぞれの城に乗り込んで調査を行う3冊目。事件の整理と仮説とその否定。
蘭子の「私はなんでもお見通しなのよ」という姿が…なんだろうな…設定された時代においては「進歩的な女性」なのだろうが、今から見ると「高飛車女」にしか見えないという…どことなく「風と共に去りぬ」のスカーレットに似てる。
前2冊に比べて薄い(400pくらい)からさらっと読めて次の解説編に入るので中休みというか「ちょっと一息」な感じ。

まるごと1冊解決編。ネタバレになるけれど、ドイツ編とフランス編に出てくる人物が「実は同一人物なんじゃね?」っていうのはフランス編を読み始めた時に一度は考えました。…考えただけで却下してたけど。でもって正しい組み合わせでではなかったけど。単純に「ドイツ語読みの名前」と「フランス語読みの名前」で実は同一人物でしたーみたいなのを想像したけどそりゃーそんな単純なことはありませんよネー。
あと、建物構造についてては栄螺堂みたいな構造はおぼろげながら想像してました。床とか壁とか分厚いっていうし。…でも解説されたような構造だとは思ってなかったからトリックを見破ったうちには入らないんだけど。
ラストシーンやらがあまりにもこう…アニメ的な展開すぎてうーん…っていう感じはありつつも、まぁとりあえず「謎」は解かれたよね、っていう。事件の全容(動機やらを含む)は結局、この「大掛かりな一大連続猟奇殺人イベント」を開催するためのむりくり設定でしかなかったんだな、という印象。だからこそラストシーンがアニメ的適当さ…。

短編と後半はほとんど中編のような話が収録。相変わらず蘭子は「常にお見通し」。人狼城の後に短編だと…すごいあっさり…4頁ミステリとかそういう雰囲気(流石にそこまで短くないけど)。
後半に収録されてる中編の「劇薬」では自分も探偵のように容疑者を集めて犯人を名指ししたいと言ったり、また報酬目当てに警察をミスリードする言動があったりで、シリーズの他の話に出てくる「社会正義のため」といった行動とは随分矛盾するなぁという印象。まぁ「我が道を行く」「他人の見る目など気にしない」という意味では蘭子らしいけれど。報酬にしてもはじめから高価なものを名指ししたりで…別に探偵は常に高潔であれとまでは思わないけれどあまりにもこの話に限っては私利私欲に走っているような感じで、蘭子が人間的に優れているとか、立派な人物であるとは思えないなぁ…作者も狙ってないと思うけど。探偵に「大人物たれ」とは思いやすいけれど、大人物であれば探偵なんて下世話なことしないか(思いつく限りの探偵に大人物がいない)。

短篇集その2。…続けて次の「覇王の死」を読んだからかあまり印象に残らなかった…な…orz

ラビリンス編完結。人狼城で姿を消した蘭子が子供連れで帰ってくる所から話が始まり、ラビリンスとの最終決戦…なんだけど終わり方があまりにも…うーん……こんなに引っ張ったのに結局最後はそうなのか…。結構強引にまとめた印象。肝心の「お宝」にしても…うーn…かつては価値があったけど今はその価値が暴落してそういう意味で「お宝は消えてなくなった」っていうのは別にいいと思うんだけど。何にせよ導入が長い(いつもです)。
キャラクターとしては蘭子の自己中っぷりに拍車がかかったなぁという印象。黎人の仕事をやめさせて自分の起業の手伝いをさせる(しかも起業も自信満々)とかとんだ女王様気質になってる…人狼城の後、恐らくあの伯爵と一緒にいたのだろうけれど、一体どんな女王様生活を送っていたのやら。

蘭子の初登場作品。まだ蘭子も高校生。その後の作品(人狼城)にも出てくる同級生や新聞記者は初期のここから出てきてたのかと。
作家・二階堂黎人のデビュー作ということで、新書版で読んだら注釈の付け方が細かくて驚いた。その後の作品に見られるような、蘭子の「ご高説」や二人のミステリ論いはあまりなく、この頃の蘭子ならまだ可愛げがあるなぁ…。年をとるとともに自信家で高慢ちきになっていったんだろうかと思ってしまう。
内容というか、動機部分に関わる十戒とそれを破らせる手段、破ったと判断する根拠があまりにも強引すぎる。こじつけ過ぎてそこの部分なくても良かったんじゃないかな…ページ数を重点的に割いてるわけでもないし。キリスト教とユダヤ教にしても、それぞれの都合のいいところ(作品の内容に合致する所)だけ抜き取って出てくるせいで結局キリスト教なの、ユダヤ教なの、どっちのどの部分なの、っていうよくわからん感じが終盤にある。
乱歩オマージュは控えめながらもしっかりあって、時計塔や…タイトル忘れたけど先月くらいに読んだ乱歩の中に、猫を屋根裏で殺す描写が終盤にある作品が確かあったはず…。

その他

楽しみにしていたので一気に読み切った。失踪したローレンの後継にやってきた異教徒のチャンドラも気になる(キリスト教徒でなく、ジャイナ教徒疑惑)が、やはりローレンの影が見え隠れ。この二人の関係性とか気になる。
一方で今回はジュリア司祭らガルドウネの出番はなし。シリーズ当初の姿に近いかも。
今回はメキシコを舞台にメソアメリカの文明と土着の信仰に宇宙や生命誕生など一見して闇鍋のような取り合わせだが、とても面白かった。メソアメリカについては私も遺跡とか古代文明が好きで、テオティワカンとかオルメカとかの遺跡や、メジャーな遺物は図録等で見ているから判りやすかったけど、ケッツァルコアトルとか読みにくい単語が多くて記号というか、画像変換しながらでないと目が滑る…。

漫画

サポ仲間に借りてマギの一気読みを…ええ…一晩で…(バカ)
いや、ほんとに面白かったです。原作で誰が人気なのかとかそういう前知識ゼロで読んだんだけど白龍くんが可愛かったというのが最初の感想としては私を知ってる人にはとっても「想定の範囲内」であったと思います。…安定の黒髪(&肌トーン無)スキー。

一緒に借りたサイドストーリーも。
シンドバッドも黒髪(ベタ)肌トーン無しじゃないかと言われそうだけどなんか違うんだよなぁ……成長するとガタイがいいからか(多分そうじゃない)

まさかrkrnで数的処理によくある論理パズルを解くことになろうとはww解説もそのまんま数的のと同じだし、これはゆっくり自分でマス目書いて解いてみたい問題。
内容としてはいかんせん、キャラクターが増えすぎてて(それも準レギュラークラスの)忍たまs1は以外の6年生までが満遍なく出てきて自己紹介して…というから結構出番が薄い。仙蔵に超適当に手のひらの上で転がされてる単純な文次郎がアホ可愛い。そんなここへ来てまさかの新キャラが。……13歳!? え、編入? 新キャラにして準レギュラー級ですか。

雑誌

毎月恒例のJ2マガジン

蘭寿さんをゲストに迎えたみーだいちーのコーナーが…3人揃って蘭寿さんとのトークがもう…爆笑しつつボロ泣きするっていうこの…この…!

定期購読の切り替え月だったけどまた継続してしまった…

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