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Kyoto Sanga F.C. & Takarazuka Review and etc.

宙組『ヴァンパイア サクセション』シアタードラマシティ

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宙男のキャラ萌え作品でしたね。ええ。真風のちょっとヘタレなヴァンパイアも、すっかり吸血鬼と和解した上にゴーストライターやらせてる愛ちゃんも、医大生というよりハイスクールなそらといい、いやーキャラ萌えでしたね。悪役?なさおりもよかった。両手に花もさおりよく似合う。もあちゃんもかなりちゃんも肉食系なのにちゃんと御してるさすがさおり。

というかもあちゃんがかなり攻めて来ている昨今、大好きですもっとやって!


プログラムの石田先生の挨拶が冒頭からなんていうか「同人サイトでこれが挨拶文として書かれてたらそっ閉じするやつや…」となって不安が増しましたよね、ええ。2.5次元とかBLとか、そういうのは分かる人(誰とは言わないけど)が、分かる人にだけ伝わるようにやるのがいいのであって、手探りで「こうか?これやろ?」みたいにやられると…うん…一幕の頭で真風と愛ちゃんとでそれらしいことをやろうとしているのは分かるんだけど…なんだろうこの…ソウジャナイ感。違う、そうじゃないんだ。そこでその二人を見た女性の反応はそんなちょっと前のIKKOみたいな反応じゃないんだ、肩をたたき合って肘付き合わせて無言で指さしてまた肩をたたき合うんだよ!(それなんてふじょしの反応)。

それはさておき、先に見た人から「メッセージ性強すぎ」「詰め込みすぎ」という反応を聞いてたのですが、………まぁたしかに。冒頭から矢継ぎ早に台詞の中にいろんな話が飛び込んで来て、えとぶんがどーの楽屋日記がどーの、というあたりからイスラエルとパレスチナまで比喩の幅広すぎ。

三紗さんのおばあちゃん、老い先短いおばあちゃんが「お葬式は生きている人の為にすること」というのは同意できるけど、なんだろうこのほのかにもやっとする気持ち。葬式は故人への感謝、って言われるからかな。同じ生きてる人の為にする事だけど、私は故人と前向きに決別する儀式だと思ってるからかな…まぁ死因に依るけど。

ゆーりちゃんは最後、生き返って愛ちゃんをゲットして、仮死状態の間のあのはっちゃけはもう覚えてないのかな…と思わせた後でのあの一言。いやほんと愛ちゃんがんばれ、彼女の素はそんなお淑やかな服装ではないぞ…

仮死状態で幽霊(派遣の死神)やってる時にハロウィンパーティーでめかし込んで愛ちゃんにちょっかい掛けまくってるけど、愛ちゃんが視線動かさないように気をつけてるってのも…がんばれ愛ちゃん。ゆーりちゃんのちょっかいはきっとこの先もバージョンアップしていくよ…

そういえばこの時に心盗み見してたら生き返ってから取り入ることって簡単だよな…って思うとますます…がんばれ愛ちゃん。その子はなかなか「可愛い顔してとてもやる子」です。

それはさておき、真風のあのビジュアルはずるい。あんな無造作ヘアずるい。かっこいいに決まってる。

衣食住は愛ちゃんが面倒見てるにしても、モデルがイケメンだったら衣服買い与えるのも楽しいだろうなぁ…「これ似合うよ」とかやるのかな。…だからそんなあからさまな目薬云々とかネクタイ云々じゃなく、「こないだ買ってやった服ダメにしやがって」くらいの含みがあるほうがいいんだって!(私憤)

それにしても「退化という進化を遂げた」………いや、退化は退化だから。かっこつけて見ても退化は退化だから。

なんか過去の戦場写真に真風が映り込んでるやつは…客席思わず失笑してしまいましたよね…ええ…

ヒロインが突然ハロウィンのアトラクションの練習とは言え、モップ片手に歌い出すのはとても…唐突…あそこだけハイスクールミュージカルですか…

そしてそらの…とても医大生には見えないこの…若々しさ(言葉選んだ)。多分ね、9.11を絡めようとするから、あれもう14年以上前のことだから、高校生では(あの話の流れ的には)都合が悪かったんだろうけど…いやぁ、高校生じみてましたね。歯科と整形外科であった理由は牙のあの下りだけなのかしら…

いやーそらは若々しくて直情的な良い若者でしたね! フィナーレで一人だけぼっちなのもとても…そららしい…頑張れきっと君にも春が来るよ…!(近くでさおりは両手に花状態)

さおり(ともあちゃんもかなりちゃん)といえばあのダサいシャツはなんだったんだろう…元ネタがよく分からなくて話しについて行けなかった…

あとね、みつるの最後のあの「命を賭けて云々」は何を意図していたんだろう。一度しか見てないから分からないのかもしれないけど、死を目前にした体を使って実証すると言うのであれば、自らがヴァンパイアとなって死を超越した存在になって、ヴァンパイアの存在(と、噛んだ相手をヴァンパイアにする事が出来るという事)が実証できるけれど、結局真風は「どこかのタイミングで」ヴァンパイアではなくなってしまっていたから実証できなかったし。むしろみつるは真風がヴァンパイアでなくなったことを実証したかったようにも思えるし。

あと、みつるとあおいちゃんがラストシーンで旅行に出かけるやつな。あおいちゃん殺されてるやんか! っていうな。なんか二人ほのぼのしてるけどその前段階としてあおいちゃんが消されていると思うと…複雑な感じ。

そんなこんなでハッピーエンド…かどうかは疑わしい気持ちはありつつ、まぁ真風が格好良かったね、という満足感で帰路についたのでした。

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